★5 | ある意味、森繁と凸ちゃんのボケと突っ込みの連発であり、余りに純粋なので喜劇を超えてしまった喜劇とも取れる。喜劇とは本来峻厳なものだと思い知らされる。余りのことにサイレント仕様へと先祖返りする終盤のキャメラが抜群だ。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 明日は我が身。
[review] (G31) | [投票(1)] |
★3 | 40年近く前に提起された認知症と老人をめぐる問題は現在、「嫁」という無報酬労働者の犠牲的献身から、いかに家族が良心の呵責なく彼らを切り離すかという方向で解決策が模索されている。所詮、公金で老人放棄制度の公然化を図ろうとしているに過ぎないという悲しみ。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 重いテーマ、老人のゆっくりした所作とは対照的にテンポのよい作品だ。老人クラブでバアさんがカメラを手で遮ってしまうなど飽きさせない。 (ガリガリ博士) | [投票] |
★4 | 「おじいちゃ〜ん!」と叫ぶ高峰秀子(あくびの演技がヘタだなあ)のヒステリックな反応の方が病的とさえ思えることもしばしば。
介護とはこんなに陰惨なことばかりではなかろう(それだけに泰山木の白い花のシーンが光る)と思うだけに、もう少しボケとツッコミの可笑しさを見たかった。 (TOMIMORI) | [投票] |
★4 | うんちが白黒かカラーかは大差。匂いつき3D映画NG。韓流とかハリウッドとかの痴呆映画も見てみたい。森繁の本ボケ役の上でのオトボケが面白いがやがて悲しき人間の性。 [review] (マグダラの阿闍世王) | [投票] |
★4 | コントみたいな呆け老人演技の森繁や、次々と騒ぎを起こす舅の世話に追われてヒステリーを起こす高峰秀子に笑うが、徐々に進行する症状に段々笑えなくなってくる展開は、観終わった後に薄ら寒くさえなる。['05.10.29TOHO CINEMAS 二条] [review] (直人) | [投票(2)] |
★4 | 森繁の老け役がドタバタ喜劇風で有吉佐和子のクールなリアリズムとマッチしていない。換言すれば、笑うところでは笑えるんだが泣くべきところで思うように泣けないのだ。高峰、乙羽は絶品。雨の岡崎宏三もいい。 (町田) | [投票(1)] |
★3 | 孫の高校生に癒される。なんだかんだとバカにしていても、おじいちゃんが大好きなんだね。 (オノエル) | [投票] |
★4 | 有吉佐和子という人は問題作を連発する人だが、これもある意味で社会を変えた作品のような気がしてならない。[フィルムセンター] [review] (Yasu) | [投票(2)] |
★4 | 森繁、この頃すでに恍惚。 (muffler&silencer[消音装置]) | [投票(2)] |