★3 | 日本=沖縄という図式が決定的に古びてしまっている。琉球語は一言も話されず、当時は和製ポップス全盛のはずだが、三線で「ヨ・バ・イ」などと唄い踊る音楽センスがひたすらダサい。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★3 | はたしてこれだけ長くしないと描けなかったのであろうか…。強く印象に残る場面がありつつも、内容も時間も、必然性があったのか疑問になる部分が多い。 (テトラ) | [投票(1)] |
★5 | 文明とは古代神道(神々)の畏れに始まり、現代の高度資本社会へと連綿と続く「人間の欲望」の変遷の軌跡に他ならないのだ。では、お前にとって文明とはいったい何なのか、この物語はそう問うている。高度経済成長末期に、その終焉を予期するように作られた傑作。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 共感出来そうな登場人物が一人も出てこない。強調していえば、旧弊の中で蠢く単純な反面 狭量なずる賢い連中ばかりだ。スポットショットで出てくるのはヘビ、トカゲ、クラゲ、ヒトデ・・・。気分の悪くなる映画だ。 (KEI) | [投票(1)] |
★4 | 欲望をストレートに描くのが今村流。そしてその描き方はついに「神々」にまで及ぶ。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 今村昌平の一方的なワンマンショー。欲望というより人間の原始本能を主テーマに、はるか日本の南の島で繰り広げられる人々の日常。 [review] (セント) | [投票] |
★2 | かなり長いし、正直詰まらない。登場人物も誰が誰だか、よく分からない。三国連太郎、北村和夫、河原崎長一郎、加藤嘉ら役者単位で見れば、当然上手いのだけど。['06.5.21VIDEO]
(直人) | [投票(1)] |
★2 | 徹底した取材を通して叙情を浮かび上がらせることに長けた今村が壮大な叙事詩を紡ごうとして破綻した。そういう意味で『ええじゃないか』と双璧かも知れない。一種の日本人論なのだろうが主題もつまらないし、姫田無き映像の構築力も薄っぺらい。 (けにろん) | [投票(3)] |
★3 | 技師が呑みこまれてゆく島が、いかにも作り物臭く伝統の澱のような呪力を感じさせない。今村監督ならではのB級感覚が、今回はマイナスに働いたか。沖山秀子は熱演である。 (水那岐) | [投票(2)] |
★5 | 映画監督にはある時期ライフワークとして頂きに到達する時期がある。今村昌平10年間の絶筆前最後の作品。 [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★3 | 海の透明な美しさと穴蔵のじっとりとした暗さ。感じるものはあったけど、考えるものはなかったような・・・ (picolax) | [投票(1)] |
★3 | スカッと爽やかコカコーラ。技師さん良かったね。 (熱田海之) | [投票] |
★4 | 濃い血の臭いと南国の日光の過剰さのせいか、くらくらする。きわめてクリアに撮影されているがゆえのイリュージョン。 (オノエル) | [投票] |
★3 | はじめて観たときは衝撃を受けたが、小熊英二の『〈日本人〉の境界』を読んだあとでは、それが内地人からみたオリエンタリズムでしかなかったことがわかって興ざめ。 (捨聖) | [投票(1)] |
★3 | 離れ小島の文化の中で翻弄される兄妹。伝統に潜む恐怖感が、妹の言動に鼓動する。外海に逃げる兄を追いかける村人のシーンが、とても恐い。 (しど) | [投票] |
★4 | 「耳がかゆい」というセリフがわけがわからなくてなんだかおかしかった。 (ユージ) | [投票(1)] |