★3 | オープニングが圧巻。同じ写真が均一に複製されて画面を占領していく様は、アンディ・ウォホールのポップアートにも通じる、大量生産・大量消費の現代社会を上手く表現した傑作オープニング映像。 それで期待値が沸点に到達した分、本編は意外と普通だったかな。 (AONI) | [投票] |
★4 | 前半のコメディ路線からどんどん怪しくなる雲行き。何が一番怖いかって、60年経った今でも社会にとって犬以下がいる事だ。88/100 (たろ) | [投票] |
★3 | 苦手な白坂のシニックだが、この初期作で嫌味は命中すべき処に命中しており興味深く観れる。いまも大して変わらぬ狂乱世界だろう。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 劇中歌われる唄(主題歌)は、どこがジャズなんだ?全体的に趣味の悪い映画。しかし専務−社内で強引営業を進める−がなんで大阪弁やねん?大阪人のイメージが悪うなってしまうやないか!しかし宣伝部と一体の営業経験者の私としては共感できるところが多く、4点。 (KEI) | [投票] |
★5 | 言葉が画になっている。マシンガンのように、そして時には大砲のごとく炸裂する言葉の力にただただ撃たれるしかない。何をも恐れないという強い意志に貫かれたスピーディな演出、ライターの活かし方や歌のセンス。こんなもの昔も今も増村にしか撮れない。 [review] (ナム太郎) | [投票] |
★4 | あまりのテンションの高さ、テンポの速さにたじろぐ。が、その点が「修正」された翌年の『氾濫』よりも面白いのも確か。 [review] (ぐるぐる) | [投票] |
★4 | とにかくテンションの高さが尋常でない。高度経済成長の原動力であったであろう当時の熱狂的な連帯感は冒頭の歌声喫茶だけでもよくわかる。川口浩が城島健司に見えて仕方ない。 (TOMIMORI) | [投票(1)] |
★4 | 悪趣味な虫歯メイクで媚態を振り撒く野添ひとみよりも、冷酷・残忍さを己に課したダンディ、狂気に魅入られて転落の坂への道を選択する高松英郎のクールさが目を奪う。高度成長社会の醜悪なディフォルマシオン。ライターは焦燥を駆り立てる打楽器。 (水那岐) | [投票(2)] |
★3 | 終始騒々しすぎて苦手。風刺は的を射て的確、野添ひとみが強烈。 (檸檬) | [投票] |
★4 | およそ10年振りに再見。何とも救いようの無いシビアなストーリーだが、こーゆーテーマの方が増村の腕は断然冴えて、べらぼうに面白い。川口浩は何演っても全く一緒だが、野添ひとみは『くちづけ』とは全然違って上手いなぁ。高松英郎、信欣三も上手い。オープニングの歌、終盤の野添ひとみの意味不明なミュージカルシーンとか、キ●ガイ過ぎて笑える。['06.10.15新文芸坐] (直人) | [投票(2)] |
★5 | 人間のエゴとエゴが激しくぶつかり合う、熱い、そしてドス黒い増村ワールド!バカなようでしたたかな野添ひとみと、計算高いようで純粋さを捨て切れない川口浩の対比が凄い。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★2 | 大仰な台詞廻し、スピード感を重視するあまりに生じるリアル感の欠如。この痛ましいとも思えるハイテンションの維持が「私的」には辛い。時代が経ち高級ブランドとなった「増村ブランド」は私には合わない。 (sawa:38) | [投票] |
★5 | 急速に自転しながら成長する経済の渦が大衆消費の巨大な渦を生み、その渦は相互に作用しながらスピードを加速する。その中で蠢くのは無数の異星人。スピンアウトされた男は宇宙服で身を固め、銃をかまえて気弱に笑う。きっと増村保造は日本が嫌いなのだ。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 凄い監督の撮った凄い映画。という表現がふさわしい映画だと思うんだけど、これじゃなんのことだかわからんよねえ。 [review] (G31) | [投票] |
★5 | とりあえず画面に出てるエネルギー量が半端じゃない。ぶん殴られたようだ。
[review] (t3b) | [投票] |
★4 | 大衆はメディアを通して見た時代に踊らされずにはいられない。
・・ああ厭だ厭だ。 [review] (あき♪) | [投票(1)] |
★3 | 高度成長黎明期は実際こんな雰囲気だったんだろうか。せわしなく動き回る彼らだけど、まだまだどこか村社会的ユルさが漂っているような。。ニッポンが何かを失っていく過程のとば口を覗いたような気がします。 (緑雨) | [投票(1)] |
★3 | 現実を戯画化しすぎていて少し馴染めない。寧ろ別の世界にして風刺にした方が良かった。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★4 | 生き急ぐ国、ニッポン。まだまだ日本は、わたしたちは、この映画を笑えない。 [review] (はしぼそがらす) | [投票(5)] |
★5 | 増村は矢っ張り凄い。オーソン・ウェルズと見紛う程の饒舌さだ。もう神経症的なぐらいだ。それをここまでの完成度でまとめ上げるのだから凄い。この饒舌さは日本映画の中にあってちょっと突出している。 高松英郎のライター! (ゑぎ) | [投票(5)] |
★5 | なんともエネルギッシュ!増村映画の真髄ここにあり!という感。
彼が『満員電車』の助監督をどんな気持ちでしていたのか、ちょっと興味有り。 [review] (3WA.C) | [投票(2)] |
★5 | 日本の60年代高度成長期を見つめた「宇宙人資本主義観察日記」 [review] (ボイス母) | [投票(7)] |
★3 | ヒロインはなんか頭の悪い工藤夕貴みたいで。ずっとうるさいだけだし。でもラストはなんか凄味があるね。 (_) | [投票] |
★3 | 愛と資本主義。高度経済成長というもののとらえかたは、当時と今とでは根本的に変化している。しかしそこに存在する人間の愚かさというのは今でも変わらない。
(フライヤー1号) | [投票(1)] |
★3 | コピーされ増殖し、やがて風に飛ばされていく野添ひとみの写真。タイトルバックは秀逸(モンドな主題歌も)。 (リーダー) | [投票(2)] |
★3 | あの頃日本は若かった。そして増村保造も。[Video] [review] (Yasu) | [投票(2)] |
★5 | スピーディーな展開、テンポ良く飛び交う会話、エネルギッシュな映像、どれをとっても◎。火のつかないライターの映像を背景にして怪物的に発展していく高度成長期の日本社会が巧みに描写されている。なんといっても奔放な野添ひとみに5点。
(若尾好き) | [投票(2)] |
★4 | 増村初体験。「なんだこりゃ?!」と戸惑いつつもわけのわからない凄みにハマってしまった記念の一本。 (movableinferno) | [投票] |
★4 | 思った事を全て口にしてしまう演出、画面の運動感、どれを取っても偉大な才能であることに間違いはない。 (青木富夫) | [投票(4)] |