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[コメント] 人間の條件 第5部死の脱出・第6部曠野の彷徨(1961/日)
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★5終盤主人公が直面する地獄と彷徨は、現実に同胞を襲った悲劇であり胸にせまる。題名の「人間の條件」とは何なのか。考え込まずにはいられない。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(3)]
★3シリーズ最終作という事で、それなりの盛り上がりを見せるが、着地点を見失ったかのようなラスト。新珠三千代の笑い声も、あざ笑ってるかのように聞こえる。崇高と言えば、言えなくもないが。['06.3.1DVD] [review] (直人)[投票(3)]
★5なんという展開。なんという豪華キャスト。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★3確かにこの作品は、どっしりした重厚さを持っているが、観た後でかなり気持ちがよどみます。 [review] (甘崎庵)[投票(2)]
★2社会主義についてイノセント過ぎたことが、梶の不運に結びついていたのではないか。ソ連にも中共にも裏切られ、彼は妻=日本を求めて氷原をさまよう。彼は頭でっかちの子供に見える。 [review] (水那岐)[投票(2)]
★3主義者による主義批判など視野が狭過ぎる。共感出来ない主人公に9時間付き合うことのツラさ。それでも豪華キャストに釣られまんまと最期まで付き合わされてしまった。今回は川津祐介、内藤武敏が良い。金子も出色。 (町田)[投票(2)]
★4鉱山でのほどこしの強者から、軍の階級という権威暴力の受け皿を経て、日・中・ソと強弱逆転する混沌のなか、ついに梶(仲代)の正義はベクトルを失う。理想の喪失などという絵空ごとですまないのが岸田今日子中村玉緒高峰秀子ら生身の女の悲惨。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★5梶の周りの状況は、話が進む毎に酷くなっていく。が、梶の不屈の精神は続く試練をものともしない。ラストは壮絶だ。これが愛の映画でなくて、何をそれと呼ぶのか。反戦映画?そんなものはとっくに超えている。滂沱と歓喜を。 (KEI)[投票]
★4饅頭、食べてくれよ〜!86/100 (たろ)[投票]
★3悲惨な話なんだけど最後までシソウ、テツガク、カンネンできた仲代よりも、ゴミみたいに犯され捨てられ飢え死にするしかなかった女たちが美人から不細工までみな哀れ。若き中村玉緒の輝き! (ペンクロフ)[投票]
★5これは間違いなく家族の映画だ。戦争映画の体をなした愛の映画だ。反戦を謳うには、やはり愛の力をもって説明するのが絶大な威力を持つことが証明された瞬間。レヴューは5部と6部に分けて書いた。 [review] (IN4MATION)[投票]
★3主人公が目指していたはずの妻・美千子(新珠三千代)の出番が少なくてちょっと「アレ?」てな感じ。しかし第1部から第6部まで、9時間ぶっ通しで観るのはなかなかの重労働だ。[俳優座シネマ] (Yasu)[投票]
★3裂帛の気合が引き続き漲るのだが、それが概ねマイナスベクトルな敗北の終焉へと向かうものだから圧力に打ち負かされた疲弊感が勝ってしまう。極限の状況下では良識など無意味であることを描いた点で幾千もの浅薄な教条主義的代物とは遥か一線を画しているが。 (けにろん)[投票]