★3 | 家康の佐野周二をもっと掘り下げてほしかった。主役を間違えていると思う。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★3 | 権謀術数の道具に甘んじる女(杉村春子、岩崎加根子)たちは、その理屈と力を怨念や嫉妬という情念で撹乱する。立ち居地をかき乱された家康(佐野周二)が理屈と力で断ち切ったのは、自らの血縁と女たちと信康(中村錦之助)の情念という悲劇。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 『総長賭博』もかくやのロジカルな構築で繰り広げられるのっぴきならない展開。嫁姑の狭間で翻弄され怒濤の如くに転げ堕ちる錦之助には涙を禁じ得なかった。大芝居と腹芸のぶつかり合いの中、信長(月形)・秀吉(原)コンビが後方で締める。 (けにろん) | [投票] |
★3 | 当時流行った「武士道残酷もの」の一環ということなのだろうが、爽やかな人物が人っ子一人いないってのは見ていて息苦しい。 [review] (町田) | [投票] |
★4 | これは伊藤大輔の渾身の気合いが感じられる全編に亘って緊迫感溢れる映画。とにかく杉村春子演じる築山御前の悪女ぶりが圧倒的で、日本映画史上でも黒澤『蜘蛛巣城』の山田五十鈴と並ぶ鬼女演技だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
★3 | だっ誰か、早く錦ちゃんを楽にしてあげてー! ギリシャ悲劇のような運命的で格調高い戦国「嫁vs.姑」地獄絵巻。 兎にも角にも杉村春子。 [review] (AONI) | [投票(2)] |