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[コメント] キューポラのある街(1962/日)

朝鮮人差別と労働問題にビックリ。 この時代のこどもの生きる力はすごい。 学校で教えられてたくましくなったのではない。
マグダラの阿闍世王

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







鋳物工場の街:川口。朝鮮人労働者も。 北朝鮮帰国。日本人妻は残り、離れ離れに。

ジュンの父:辰っつぁん、リストラ。酒、川口オート。

労働組合=共産主義=赤=あぶない。 職人気質が経済効率のもと、一労働者になり、 人間としての誇りを奪われるのを本能的に感じ取る辰。

働く、という内容の歴史的転換期か。以後、 味気ない労働をする人が増えていく。職人→ボタン押し。 どうしようもない。

「南鮮と北鮮」。三吉、学芸会の劇「にんじん」、思い出作りであこがれの かおりちゃんと共演。しかし、「朝鮮にんじん!」

パート先、パチンコ=朝鮮系かな。

ジュンの女としての目覚め。母親が夜の店に。口紅。睡眠薬拉致。初潮。 しかし、深くは描かず。清純派。 トランジスタ工場で働きながら定時制。昼休み合唱。 理想の職場なのか?

弟:たかゆき、ハト販売、新聞配達。牛乳泥棒のエピソードは よかった。ぜんぜん親のいいなりでなく、自分の意志で生きている。

ラスト、鉄橋からの見送り。生涯の別れ。おーい!おーい!

18歳吉永小百合の顔立ち。奇跡的です。 正統派、しかし、似てる人がいない。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (7 人)りかちゅ[*] 水那岐[*] 新町 華終[*] 町田[*] torinoshield[*] ジョー・チップ sawa:38[*]

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