★4 | 50ページに満たない原作に様々の要素・セイセーショナルな場面を加え127分にまで引伸ばした八木保太郎の脚色にも、それを無理無く自然に纏め上げた今井正の構成力にも脱帽!ギラつく太陽に背中を押される小沢昭一が悲しすぎる。佐久間良子は東映専属女優としては別格的な存在感を放つ。 (町田) | [投票(3)] |
★3 | 三國→佐久間→小沢と物語の主軸が変遷する様が計算ではなく成り行き任せでそうなったような構成のばらつきが惜しいが、終盤の3分の1は泣けた。水上ものとして前年の『越前竹人形』とかなりカブるが佐久間は若尾に比肩し得る良さ。 (けにろん) | [投票(3)] |
★5 | いじめの横行する小学校のようだ。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★4 | 越後というロケーションが、もっぱらバイプレーヤーとして評価される小沢昭一を見事に主演として成立させ、濃い三國連太郎と淡い佐久間良子に対峙させている。・・・38年前の石橋蓮司少年と老婆北林谷栄が見られるのは邦画ファン的快感。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★3 | もっと今井正作品も評価されて良いと思うんですが、逆に考えると、古き悪しき日本映画を背負ってしまっている人とも言える。この作品もちょうどヌーベルヴァーグの波が押し寄せてくる頃ですもんね。 (chokobo) | [投票(1)] |
★3 | 水上勉さんの原作だけあって、秀作「飢餓海峡」の弟分的な作品とも感じられる。監督は違うが、どことなく「飢餓海峡」的なニオイを感じる。原作が持つ力ゆえか。映画の仕上がりは悪くない。ある意味、オーソドックスだけれども、邦画の深みを感じる一本。 (リヤン) | [投票] |
★3 | いかにも水上勉原作やなぁ、という感じの作品。前半の憎々しい三國連太郎、後半の情けない小沢昭一はそれぞれさすが。佐久間良子の熱演にも女優魂を感じた。['05.1.29京都文化博物館] (直人) | [投票] |
★3 | おしんの生い立ちを語る回想シーンの度重なる挿入で、ストーリーの展開に伴う緊張が削がれているだけでなく、話の軸まで不安定になってしまった。佐久間良子を筆頭とする俳優陣は良い。[下高井戸シネマ] [review] (Yasu) | [投票] |
★4 | 佐久間良子の肌の白さの裏に潜むなんともいえない色っぽさは、『五番町夕霧楼』と双璧。 (動物園のクマ) | [投票] |