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[コメント] レナードの朝(1990/米)

心理学専攻の共通の友人を挟み、デ・ニーロを敬愛する俳優志望の人と、反デ・ニーロの急先鋒で脚本家志望だった僕は、この映画におけるロバート・デ・ニーロの演技をめぐって大喧嘩になった。
muffler&silencer[消音装置]

もう10年以上も前のことで、なんで喧嘩になってしまったのか、いまいち記憶がハッキリしない。

「『レナードの朝』におけるデ・ニーロの演技は、明らかに失敗している」なんてことを言ったと思う。

この間、テレビで再見して、演出の不出来なのか、そもそもキャスティングからして逆なのか、あの当時も感じた違和感ばかりがよみがえってきた。実話だそうで、不謹慎で申し訳ないが、カタカタ震えるデ・ニーロを見て、クサすぎて(というか、デ・ニーロすぎて)、笑ってしまった。

これに似た話でドキュメンタリーの秀作を見たことがあり、どうしてもそれと比較してしまい、この「善意の塊」みたいな実話の編集・再生法は、どうも性に合わないと感じる。

[theater/date unknown]■[review:3.21.02up]

(評価:★2)

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