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[コメント] クレールの膝(1970/仏)
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★5期せず到来した親子どんぶりこの世の春に膨張するオヤジのレゾンデートルは到来した本命美少女クレールの歯牙にも掛けない振る舞いに萎みそうになる。慌てて膝フェチの搦手に逃げて自我を保とうとするが雨宿りの場の醜慘な帰結。ホント男とはバカだとの哄笑。 (けにろん)[投票]
★4膝をなでるおっさんの手つきがいやらしすぎ。 (赤い戦車)[投票]
★3ロメール性態学の極致も映画のルックスが70年代ヨーロピアンポルノ風いかがわしさでSO-SO [review] (junojuna)[投票(1)]
★3人物背景に布置される樹木の艶や、木漏れ日の煌きや、画面に入り込む湖の波立ちの加減が、その前景で行われている主人公と友人の女流作家の心理戦の卑猥さを隠しているのか顕しているのかどちらとも取れる両義性に感動する。微妙な露光が身震いするほど良い。 (ジェリー)[投票]
★4本当の意味では誰にも触れることのできない些細な神秘に気付く聡明さ(と密かに動揺する内気さ)がロメールにはある。結局何も起こらない夏。湖水の青さだけがどこまでも爽やか。 ()[投票(1)]
★5美しい。え?何がって? 初めて見たロメールの映画。ロリコンの何が悪い! [review] (PaperDoll)[投票]
★4劇中描かれる30日間で何事も変化させず、ただ主人公のキャラクターを見せていくためだけのシンプルさは、どう見せるかというロメールの仕掛けを読み解く上でとても興味深い。 [review] (shiono)[投票(1)]
★4屁理屈ばっかで何が言いたいのかサッパリ分からないジャン・クロード・ブリアリはともかく、危険な遊びという感じのストーリーで観ていて面白いのは確か。このエロさがロメールの真骨頂だと思う。 (太陽と戦慄)[投票]
★3水面、新緑、若い肌。潤いと煌きの映画である。『危険な関係』に連なる「共犯もの」として狙いは悪くないし、ローラからクレールへの移行なんて見事なんだが、熟したてのチェリーだの、突然の雨宿りだの、イメージが貧困過ぎて興ざめしてしまった。またブリアリは神秘性に欠けただの変態親父にしか見えない。 (町田)[投票(2)]
★4「実験」と称して恋人たちの仲を引っ掻き回し、その結果に一人で悦に入っているオヤジ。しかし若い恋人たちの関係はそのくらいのことで揺るぎはしないのだ。若さ万歳。若者たち万歳。[ユーロスペース1] (Yasu)[投票]
★5ロメールはジェローム(ブリアリ)を借りて自分の趣味を曝け出している.まるでトリュフォーの「恋愛日記」のように.「オーロラ(女性・知人)に対してクレールの魅力を語るジェローム」という状況はありえない.だけど面白い. (Passing Pleasures)[投票(1)]
★4少女フェチと膝フェチをテーマにしながら(つまりロリコン映画?!)、決して下世話にならないそのセンスの良さにロメールの真髄を感じる。「洗練」という言葉はこの人のためにあると思う。 ()[投票(1)]
★4アルメンドロスの卓越した撮影を見ているだけでもう何も要らないという感慨を抱かせるし、ロメールの演出も美しい時間を定着させていると思う。しかし幼く見えるカットつなぎがその時間を中断させてしまう。どうもこゝ迄説教臭くなると私には興ざめ。このブリアリの知ったかぶりは全くもって鼻持ちならない。 (ゑぎ)[投票(1)]
★4フェチ全開のロメールがはずかしいほどストレート。やっぱこの人エロ親父だよなあ。 [review] (kaki)[投票(1)]