[コメント] 男はつらいよ 花も嵐も寅次郎(1982/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
そのためか、恋に落ちるシーンの 沢田/田中の眼差しがリアルに感じられ こっちまでドキドキしてしまいます。 今回、寅さんは完全なる恋のキューピット役ですが・・ (あ!それは毎度のことかf(^ー^;) この美男美女カップルの恋の行方を見てるだけでも充分見応えアリ!
以下、自分用メモ・・_(_^_)_
・オープニング ♪ブルックリンの寅 場面はブルックリン で♪ ミュージカル仕立て! (カックイイ) ジュリーの歌が聴かれます!
・エピソード 1 とらや
御前様から松茸をいただき 夕食の相談をするとらやの住民・・ 「寅が、帰ってくるといいわねぇ。 いっしょに食べられるじゃないの!」 とおばちゃん。 あたたかい、とらやの住民である! そこへ寅! 玄関先で、ハデハデな幼なじみ モモエ (朝丘雪路)と イチャイチャと軽口をたたく。 (*悪気はないと思うんだけどなぁ) それが、おいちゃんには気に障るようで、ずっと不機嫌、 ついに夕飯時、松茸ごはんを発端に喧嘩が勃発!f(^ー^; あれあれ・・ おい 「でていけ〜〜!」 寅 「それを言っちゃぁおしめぇよ! さくら とめるな! さくら とめるなよ!」 さくら 「 ・・・・ (ノ_<。) ・・」 ひくに ひけず 出て行く寅。 おい 「どうして とめなかったんだ。」 さくら 「だぅて、おいちゃん 出て行けって・・(つд・)ウエーン 」 いつもと同じような、ちょっと違うような展開でありました。
・エピソード 2 大分 温泉 馴染みの宿「湯平荘」
三郎(ジュリー)は、30年前ここで働いていた 母 ふみ の遺骨を持ってやってきました。 三郎青年を気に入った寅さん、 「袖スリ会うも多生の縁」と、坊さんを呼んで法事を開いてあげることに・・ ※結局その費用は、誰がもったのかしら?? 寅さんでも、三郎でもないだろうから・・・(^^ゞ
・エピソード 3 ゆのひらにて
三郎(沢田研二)は、東京の動物園飼育係、友人に借りた車で大分まで来ていました。 車で走っていると、湯平荘でいっしょだった 東京のデパートガール達 螢子=けいこ (田中裕子)とばったり! 気になっていた三郎は、声をかけて ひっかける? ジュリー ニコニコである・・ ・・すると 連れの女性 まで、、(*。◇。)ハッ! して、、 寅さんまで・・ (;´д`)トホホ・・ 別れ際、フェリー?(ホバークラフト)乗り場で トートツに・ 三郎 「蛍子さん ぼくと つきおうて くれませんか?」 急にそんなこと 言われても・・ と 満更でもないが戸惑う蛍子・・ 「あーあ、行ってしまった・・」
・エピソード 4 車でとらやへ・・
金欠のため、飲まず食わずで 大分から帰る二人・・ 寅さんは、何時もの事だし 三郎は、遊び人の寅さんがお金持ってると思ったらしい(^^ゞ 二枚目と三枚目、、両極端の二人に見えるが 案外似たもの同士か??? 三郎 とらやの住民から 「(そんな二枚目なのに)変わってるね。」 と言われ・・ 三郎 「変わってますか?」 とマジレス・・・ 博 「本当に変わってる人は、自分では 気がつかないんですよね。」 <<キツー(苦笑
二枚目だけど 好きな人の前では、しゃべれなくなる内気な三郎・・ 博とさくら/おいちゃんにまで なれそめを聞く・・ 照れる住民・・
・エピソード 5 どこかの飲み屋(バー?)にて 寅と蛍子
三郎の気持ちを知ってる寅さん、恋のキューピット役。 寅 「ちょっと つきあってみるか?」 蛍 「だめ! あんまり 二枚目だもん!」 <<ヲイ! そうです! ことわられた 理由は " 二 枚 目 だ も ん !" 断られた理由を 報告すると・・三郎は、
「男 は 顔 で す か っ ! ? 」
★特筆! すげーー 台詞! こりゃー名台詞と思うよ! うん。 きっと、(この時代の)ジュリーにしか言えんな。
ちょっと メモ↓ こんな台詞も・・ ジュリー 「寅さんは、恋をしてはりますか?」 寅 「俺から 恋をとったら 食べて 糞する 造糞機 よぉ! 」 (笑) ジュリー 「こんな風に 寅さん みたいに 気楽に話せたらなぁ・・」 f(^ー^;
・エピソード 6 とらやにて・・
とらやの住民(主に寅)、偶然を装い とらやで二人を会わせる画策! 蛍子が来るまでは、、 "口で言うな! 目で、心で愛してると言え!" だの・・ あーだこーだと 恋の指南役の寅さん、
・・が、あえなくバレル <<当然か! 寅さんだもの・・f(^ー^;
※ 寅さんとジュリーのボケとツッコミは、息が合ってると思う。 沢田研二って 以前から ドリフの番組にもしょっちゅう出ていたし、 三枚目の素質あるよねぇ!(*^_^*) この時代を知らない人には、空気が判らないかもしれないけど、 当時 歌ってるジュリーは気絶するほどカックヨカッタ!♪ ジュリィィ〜〜〜ッッ!!
そんなこんなで、若い二人は なんとなくつきあうことに・・・
・エピソード 6 揺れる心・・
寅、蛍子に 「三郎青年とは、うまくいってるかい?」 チンパンジー(デベソ)の話とかしかしないし、喫茶店でも水ばかりのんで話がはずまないの・・ 寅さんとだと、こんなに話がはずむのに・・ と 相談・・ 寅 「しゃべれないのは、惚れてるから・・」
と、なんだか、前作 「寅次郎あじさいの恋(82)」とテーマが同じ・・というか、 前作の、アンサー的な作品なのかもしれません。 寅さんは、前回 惚れた女性としゃべれなくて失敗したばかりだったですよね。。。(ノ_<。)ビェェン
・エピソード 7 観覧車にて
寅さんは、二人はダメかなぁ? と思ったものの・・ 何のことはない、博がぽつりと言ってたように、 「少しは 自分の心配すれば・・ 若い人など ほっておいても、うまくいくんだけどなぁ・・ ・・ それが にいさんの 利点であると同時に欠点でもあると思う・・」 みたいな・・ 動物園での観覧車にて、 「蛍子さんに 会うてから デベソ(チンパンジー) に興味がなくなって・・ 」 と本音でトーク&プロポーズ!
200/05月 記
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。