女コドモの順番で血祭りにあげて、登場するのはシブ〜〜イ鮫ハンター。 しかも、登場は黒板に爪立てて、「キキキキキ〜〜〜☆」ときたもんだ。 もう、痺れるくらいカッコイイ。

鮫の丈夫な顎もナイスジョブ。 海のモンスターは盛大に「いただきまーっす！」と口を開ける。 公開当時はつられて観客も口をもぐもぐさせていたはずだ。

鮫になった気分で鬼畜になって、破壊の喜びを味わう。 結構（精神的に）危険だが、ラストのイケしゃーしゃーとばた足で、（死んじゃった船長のことなんか忘れて）元気で帰る主人公の姿に、「海洋冒険モノ」の正当な後継者の姿を見る。

スピルバーグの生涯最高作品。