[コメント] 赤ちゃん泥棒(1987/米)
「人間」に対するありったけの愛を素っ裸にして投げつけてくるコーエン兄弟。笑いながら泣く。泣きながら笑う。人生っていつもこうだと思う。それを毎回映画という形で具現化してくるこの兄弟はやっぱり「人間」を愛して止まないのだと思う。
最初からずっとクスクス笑いながら見ているのに、最後には大きな涙を一粒ボロっとこぼす。毎回コーエンの映画を見る度に思うのだけど人間の本質「滑稽である事と一生懸命である事の紙一重さ」というのか。人間の素っ裸を見せられている気になる。これってやぱり「人間」が大好きでないと出来ない業だと思う。彼らの映画はいつも愛に満ちていて、見る度にどんどん好きになっていく。ああ、私も人間が大好きだ!
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