★5 | 一本の太い筆で大胆に描きながら、同じ筆で小さな虫さえも描くことが出来る。 [review] (minoru) | [投票(28)] |
★5 | 「孤独な少年」 [review] (ろびんますく) | [投票(23)] |
★5 | タイトル・バック、皇帝の印章の朱の鮮やかさ、ベルトルッチ、直感の為せる業(わざ)。完全復活! [review] (いくけん) | [投票(13)] |
★4 | 孤独な少年が探し求めた色取り取りの蝶。高慢な青年が帰還を願った紫禁城という名の子宮の闇。彼をあざ笑う権利が誰にある?あのとき、誰も彼もが栄華と理想という、一組の黄色い乳房に縋り付いていたんじゃないか(そして今でも)。(160分版) [review] (町田) | [投票(8)] |
★4 | 現在考えうる最高の画面だ。勿論手放しで喜んでしまっているのではない。しかし、どんなに文句をつけようとこの演出力の前ではひれ伏してしまう。真に奇蹟的だ。断じてベルトルッチの失敗作ではない。こんなに魅力的な可愛らしい映画は無い。破綻なんて取るに足りない。 (ゑぎ) | [投票(8)] |
★5 | 子供とは、妻とは、夫とは?王族にとっての家族とは、権力の安定を確かなものにするためだけの道具でしかない。みな運命とあきらめていたのか。
歴史の渦に巻き込まれた孤独な男の哀しみ以上に、権力に弄ばれた女性達の哀しみがにじんでる。 [review] (kazby) | [投票(8)] |
★4 | 映像だから表現できる歴史のうねり。 [review] (おーい粗茶) | [投票(7)] |
★4 | 壮大だし、感動もしたけど、「良識と賢さは西欧から」という描き方が気にかかる。 (はしぼそがらす) | [投票(6)] |
★5 | 一切はバッタの夢。ラスト、玉座を眺めるローンの表情。権力も罪も全てを知り全てから切り離された男のそれ。見事としか言いようのない筆致。映画が終わっても映画が追ってきた時空に取り残されたように受け手もまた玉座を眺める。マジック。 [review] (pori) | [投票(5)] |
★4 | 観終わって数日たっても次々とシーンがよみがえってきた。力のある映像とは、こういう事だろう。ベルトルッチが志向しヴィットリオ・ストラーロが試みたのは、錨を断ち切られ時代のうねりに流され漂う巨大なシステム(その象徴とししての紫禁城)の映像化だ。 (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★5 | ジョン・ローンはこの映画で一生分の仕事をしてしまいました。 (chokobo) | [投票(5)] |
★5 | それでもドアは開かない。 [review] (ナム太郎) | [投票(4)] |
★4 | この映画は力作なのだが、決定的な欠点が幾つもある。まずヨーロッパ人の視点で美術が描かれている。それが好きな人もいるだろうが、中国人は納得してない筈。
あと、題名は完全に間違ってる。今でも中国には皇帝はいるよ。 [review] (t3b) | [投票(4)] |
★4 | 溥儀はヒーローではない。だのになぜ、こんなにも彼の人生に感動してしまうのだろう? [review] (Pino☆) | [投票(4)] |
★2 | 東洋人(中国人)が英語を喋ってるというのは、同じ東洋人として受け入れがたいものがある。彼を見習って欲しいもんだ→ [review] (ダリア) | [投票(4)] |
★4 | 達観と矜持の間を行き来する、ジョン・ローンの佇まいに痺れる。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★5 | 権力を約束された一人の青年と、極東の海に浮かぶ幼い帝国が、無知と傲慢の末に迎える破滅の美しさ。 [review] (パグのしっぽ) | [投票(3)] |
★5 | 中国が舞台であるのに登場人物は英語を話す・・・・・・そのディスアドバンテージを克服するほどの壮大さ、美しさ、哀しさがこの映画には、ある。 [review] (Keita) | [投票(3)] |
★4 | 望むべくもない人生を歩まされ、時代に弄ばされた人間の悲しさ・孤独感がスケール壮大に節度を持って描かれ、一方では痒い場所に手が届くかのごとく繊細に描き出されている。そして敷かれたレールから突き落とされたときにはじめて、彼は(ルソーの言うところの)二度目の誕生の意味を知ったのではないだろうか。涙が溢れるだけではない、人間の再生の物語 (モモ★ラッチ) | [投票(3)] |
★4 | こんな人生ありなのね。ほんの小さな自分だけの秘密が己の人生の壮大さを引きたてている。最高の演出。 (カノリ) | [投票(3)] |
★3 | なんで英語なの?西洋のオリエンタル趣味な部分も興ざめ。出来は良いんだろうけど、英語だったせいで嘘臭く感じる。中国語だったら良かったのに。(アカデミーは取れなかっただろうけどね) (wen) | [投票(3)] |
★5 | 壮大なスケールと、一人の人間というちっぽけさに、何度見ても涙が出る傑作。 (ロシアンブルー) | [投票(3)] |
★5 | あのラストシーン。走馬燈のように…というのはきっとこのことを言うのだろう、という経験をさせて頂きました。頭の中がグルングルン! 細かいことを言えばきりがないが、あのシーンは麻薬です。 (立秋) | [投票(3)] |
★5 | 清朝 最後の皇帝・溥儀。映画の中で彼が心から望んだドアは、開かれることなく ことごとく閉じられていった。監督ベルトルッチ、撮影ヴィットリオ・ストラーロによる目の離せない素晴らしい映像。 [review] (ありたかずひろ) | [投票(2)] |
★4 | モブに次ぐモブの映画。歴史ではなく物語。自己完結と予定調和とセンチメンタルなノスタルジア。恐らくはファッショを産んだ国の「作家」故の世界観。欠落ばかりのファミリーロマンス。
(鷂) | [投票(2)] |
★4 | 今更なオリエンタリズム描写や英語のために表層的な印象がする。そこが名作になりきれない理由か。あと坂本龍一の演技は異物感があって映画のリズムを壊していると思う。 [review] (赤い戦車) | [投票(2)] |
★4 | どこまで行っても塀の中。何十にもある扉。籠の中のコオロギ。やっと外に出れた。 (らーふる当番) | [投票(2)] |
★3 | 映像に壮大なスケールを感じてもスケールに圧倒されることはなく、紫禁城や音楽はいかにも東洋らしい雰囲気を醸し出そうとしているが、どこかが東洋らしくない。やっぱこの映画は英語って事が一番の失敗。誰か中国語吹き替え版作って下さい。 (JKF) | [投票(2)] |
★4 | 溥儀の歩んだ数奇な運命をこんな形で回想できるのはうれしい。 [review] (G31) | [投票(2)] |
★5 | この映画に描かれていることを歴史上の事実として受け止めてはいかんです。が、心に残る映像と音楽の美しさは秀逸。個人的には、変な意味でなくタイトルロールが一番いい出来だと思いました。このロール観たらドキドキするでしょう!!
(むらってぃ大使) | [投票(2)] |
★1 | 北京語でなくて英語というのが興醒め、というひとつの理由として→ [review] (Amandla!) | [投票(2)] |
★2 | ジョン・ローンが聡明なピーター・オトゥールに啓蒙されて西欧的進歩君主となるも、坂本龍一に踊らされて不幸な皇帝を演じさせられた挙句・・・。ヨーロッパはつねに正しい。 [review] (水那岐) | [投票(2)] |
★3 | 坂本龍一の音楽と、壮大なセットと、溥儀を演じた俳優達の美しさを見る為の映画。英語を使ったことでリアリティが無くなり、西洋人が憧れるイメージとしての東洋にオペラのような作り物的な魅力を感じた。ラストは良かった。3.5点。 (プープラ) | [投票(2)] |
★1 | 賞をくれー!という叫びが聞こえてくる映画。
(Shrewd Fellow) | [投票(2)] |
★4 | よい長編小説を読んだときに感じるという独特のあたたかい後味がある。あたたかい映画という意味じゃなくて。。。 (mfjt) | [投票(2)] |
★5 | ラストシーンで溥儀の栄華から衰退までが私の頭でフラッシュバック。泣けました。(時間が)長いことに意味がある作品だと思います。 [review] (Cadetsファン改めジンガリーLove) | [投票(2)] |
★5 | この世には足の裏まで美しい男がいる・・・ (ボイス母) | [投票(2)] |
★5 | なんと言えばいいのか、「これが映画だ」ではなく「これは映画だ」と言いたくなるような [review] (週一本) | [投票(1)] |
★5 | ベルトリッチ独特のエキゾチズムが開花。清朝最後の皇帝を通して 激動する中国現代史を映像化。大きな歴史の流れの中では 皇帝といえど大海に浮かぶ木の葉のようなもの。ラストの抒情的な終わり方もいい感じ。 (ルクレ) | [投票(1)] |
★4 | あの少年の顔が絶対ジョン・ローンになる筈がない。 [review] (りかちゅ) | [投票(1)] |
★5 | いつも目の前でドアが閉ざされるやりきれない人生が描かれる。ドアが閉じるときにかかる曲が秀逸。ラストシーンで東洋的(仏教的)な観念が見事に描かれていることに驚いた。 (サイモン64) | [投票(1)] |
★4 | 溥儀役が4人おりましたが、前の2人と後の2人がDNA的につながっていないような気がします。わりとブチャイクだった少年が、突然美男子っぽくなるのが不自然で気になります。こういう時は、同系統の品揃えが豊富なジャニーズ事務所が強いのではないでしょうか? (カレルレン) | [投票(1)] |
★5 | 孤独とは、周りに誰もいない事ではありません。むしろ周りの人間から浮いてしまうから孤独感は増すのでしょう…なんと孤独な人か。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★2 | ズカズカ観光映画 [review] (ペンクロフ) | [投票(1)] |
★5 | 誰もいない紫禁城をゆっくり昇るじいちゃん。これだけで絵になる。 (d999) | [投票(1)] |
★3 | 溥儀に対し、日本の天皇は現在も皇居におられる。この差を考えると歴史が益々面白くなる。まったくリアリティーの欠如した作品だが、歴史浪漫への入り口程度には成り得る。 (sawa:38) | [投票(1)] |
★4 | 皇帝溥儀は、19世紀という虫籠から20世紀に投げ出された悲しいこおろぎ。実物の紫禁城を使ったことて、ラストシーンが実に強いものとなった。
(ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | 西洋から見たあこがれ中華の紐解き。映像と美術はすごいが内面まで入り込めたかどうか。題材が溥儀だから、崩壊の哀しさは表出している。しかし西洋から見て溥儀はどういう存在なのだろうか。日本人さえ知らない人が多い。 (セント) | [投票(1)] |
★4 | エピローグ的な晩年のシーンが最も心に残った。そしてラストは最高。「いい映画観たな〜」って気にさせられる。あのシーンによって映画全体がなんだかハッピーにすら思えてきたのだが。 (24) | [投票(1)] |
★4 | 史実ものにはあまりそそられない私ですが、躍動感ある映像と音楽に胸がどきどきしました。台詞はやはり北京語のほうがいいと思いますが。
[review] (つな) | [投票(1)] |