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[コメント] 処女の泉(1960/スウェーデン)
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★4もう何が正解なんだかワカンナイ [review] (ペペロンチーノ)[投票(5)]
★5ベルイマンと黒澤の共通項を垣間見ることのできる映画。この恐怖、残酷、そしてあふれる泉のモンタージュ。たまらない優雅。 (chokobo)[投票(4)]
★5残酷童話として完璧な世界の構築により神の在不在の問いかけは物語に包括され意義さえ失うかのよう。『羅生門』直下の演出は縦構図を完璧にモノにしニクビストのシャープネスが木漏れ日の煌きを倍加する。ラストは全ての疑義を超え承服せざるを得ぬ力業。 (けにろん)[投票(4)]
★3白い娘と、黒い娘。金髪をなびかせ、清潔な衣裳に身を包んだカーリンと、黒髪で、汚れた衣服に身を包むインゲリ。この二人が、光と影のように並び、馬に乗って往く場面は、モノクロ映画の美しさの極みであり、この映画の主題を浮かび上がらせてもいる。 [review] (煽尼采)[投票(3)]
★4立春を過ぎたある日の上午。駐車場から大学の付属図書館へ向う小道を歩いていた。陽だまりの中で三羽の小鳥が死んでいた。次の日、この『処女の泉』を再見することにした。 [review] (muffler&silencer[消音装置])[投票(3)]
★5邪教ではなく呪いでゴー!なら、これはもうマルケス的な愛と復讐の魔術的リアリズム世界。生々しさと神話性がしっかり噛みあい、映像の美しさとともに下世話で崇高な独自の世界観をつくりだしている。 [review] (tredair)[投票(3)]
★3凡庸なベルイマンは神など信じていないのであり、ドライヤーの愚鈍さに恵まれていない。悪魔と対決している方が似合っているのだ。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4神なんぞこの世にはおらん!と言う映画。 [review] (IN4MATION)[投票(1)]
★5本当の良作とは、釈然としない部分を考えさせてくれる作品。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★4高望みかもしれないが、これではまだ画面に厳しさが足りないと思う。「映画」において真の厳しさは悲惨な物語を簡潔に語ることだけでは獲得できないのだ。 [review] (3819695)[投票(1)]
★5憎しみと罪 [review] (ルミちゃん)[投票(1)]
★4聖処女』にも出てきた通り、泉は処女マリア=処女性の象徴なのだ。でも、スウェーデンって新教国だっけ?どうして泉が噴出すの?あ、当時は宗教改革の前なんだ。 (りかちゅ)[投票(1)]
★4溢れだす泉など映像が究極の美しさ。 (ドド)[投票(1)]
★3映画館で観たならば、楽しい気持ちで帰ることはないだろうと思った。 [review] (なつめ)[投票]
★4映画学校の授業で流れそうなくらい、凝った映像。炎のシーンは特にいい。78/100 (たろ)[投票]
★4これってホラーですよね? やってること一緒なのに『鮮血の美学』がホラー本に紹介されて、こっちはホラーにジャンル分け(あまり)されてないのは何故なんだろう? [review] (氷野晴郎)[投票]
★3非常にシンプルな話なんですが、とても奥深さを感じさせる映画でした。 [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★3黒澤明っぽい撮り方。スヴェン・ニクヴィストの撮影は素晴らしい。 (赤い戦車)[投票]
★5我が身の不遇に端を発した下女の妬み。敬虔という階級意識が生む女主の蔑み。富と甘えによる娘の無自覚という無知。下層と無教養により歯止めをなくした男達の肉欲。愛の深さの反動として爆発する主人の暴力。全てが罪だというなら、人はいつでも罪人に成りうる。 (ぽんしゅう)[投票]
★3タイトルでエッチな映画と期待した、カエルを食べるのはないかとハラハラした 。 (モノリス砥石)[投票]
★5試行錯誤の連続で成り立つ社会に生き続ける一つのコミュニティで起きた事件は、そこに存在する人々を見えざる手という名の自らの意志が前へ前へと成長させていく。 [review] (ジャイアント白田)[投票]
★4神を信じ神に背きそして神に祈る・・・結局、感情のまま自分の判断で動いている様にも見えるけど、人間の哀れな部分を鋭く描く痛い作品でした。神に毎日祈る事は心に神が存在するという事なの?心情は詳しく分らないけど、やっぱり切なく淡い気がしました。 (かっきー)[投票]
★4美しく清く育った娘をもつ親の悪夢。白樺の林を馬で駆け抜け湖水へ、東山魁夷。 [review] (マグダラの阿闍世王)[投票]
★5本当は神様など存在しない、いたとしても彼は我々人間のことなど愛してはいない、ベルイマンはそう言いたいのである。寓話的な描き方がより残酷性を強調していた。 (takud-osaka)[投票]
★5グリム初版本など民話の残酷性が広く受け入れられるようになった今なら、もっと一般的に引付けられる作品なのではないかと思う。宗教色の濃さに気後れしては勿体ない。 [review] (おーい粗茶)[投票]
★5佳品。短い時間のうちに人間の業と苦悩が見事に表現されている。 [review] (ちわわ)[投票]
★4高校生の頃はじめて見たんだけどすごく切なかった。 (Passing Pleasures)[投票]
★4ベルイマンの時代劇。主演マックス・フォン・シドー、撮影スベン・二クビスト、たまりません。 [review] (ころ阿弥)[投票]
★3当時は衝撃的だったのだろうが、ストーリーは平凡。でも別に退屈はしない。映像とかきれいだったし。 (ハム)[投票]
★4苦悶するマックス・フォン・シドー。これくらいならぼくでもわかる。 (黒魔羅)[投票]
★3いまいち覚えていなかったりして申し訳ない感じ。寝てたわけじゃないけど。 (nene)[投票]
★3ベルイマン作品の中では有名だが、印象は薄い。 (丹下左膳)[投票]