[コメント] スウィート・ロード(1989/米)
「米国の任天堂ではゲームの攻略方法を電話で教えているんだ」と、その合理的志向ぶりに素直に目から鱗。“攻略本”でないところが、この映画のミソであり任天堂万歳な映画の構造(ゲーム中毒者擁護)を余すところ無く正当化している。
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映画を見終った人むけのレビューです。
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家族をダシにしてファミコン教の教義を広めるといった映画の内容は嫌いではないし、パワーグローブを自慢する痛い系な子供に知人をダブらせたりしながら見られたので非常に楽しかった映画でした。主人公をメガドライブ又はPCエンジン名人でしてしまったら、こんなに感情移入出来なかったと思うので、任天堂の威力は凄まじいと再認識。きったはったの花札から子供から大人まで、幅広い層に影響を与えた任天堂&ファミコンにノーベル平和賞を。
…だが、3人で行った決勝@ゲーム大会with賞金5万ドルはいかがなものか。全く知らされていない新作ゲームなはずなのに、主人公の男の子の派閥だけ知ってるじゃん!隠し部屋や何やらを喋り応援しまくりで本当に優勝してしまうんだよこれが。ま、ゲーム大会が重要ではなくて息子が天才を秘めていることの立証が重要だし、「家族っていいね」がさらに重要だし気にする所じゃないんだけどね。でも、なんだかなぁ…。これじゃあ任天堂&ファミコンはイグノーベル賞止まりだな。
2003/1/11
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