[コメント] 団栗と椎の実(1941/日) - 更新順 (1/1) -
好きに子供遊ばせる清水にあって珍しいスパルタ教育映画か。「これからの世の中は何をするにも命懸けだよ」と父親の大山健二は呟く。この無垢の歌は『蜂の巣の子供たち』(48)の経験の歌に至るだろう。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
形勢逆転の契機は一見無責任な放置である点で斟酌上等の現代教育の疑点を、貰い子が珍しくない時代が子供の情操教育にマイナスではないことでガキ天下の弊害を、今改めて再考すべき。煌く陽光や埃っぽい畦道など時代の映し鏡としての映画はかくも素晴らしい。 (けにろん) | [投票] |