[コメント] バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3(1990/米)
パート3だけでなく、これまでの3作全てに対して拍手。理屈抜きに、3作とも退屈せず、楽しかった。この時期、観客を飽きさせないという点でスピルバーグはNo.1だったと思う。また、この路線に戻ってきて欲しいと思うのだが・・・。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
行き過ぎた科学技術の危険性をテーマにしているとも受け取れる映画だが、そればかりをクローズ・アップしたら、どんなに暗い映画になっていただろう?
ラストの、ドクが、新しい家族を連れて、蒸気機関車タイプのタイムマシンに乗って帰ってきたシーンでは、「やっぱり科学技術って素晴らしいし、楽しいね。」って言っているような気がした。
つまり、科学技術が善用されるか、悪用されるかは、技術そのものの性質によるものではない。結局は、それを使う人間の考え方次第である。そして、人間がすべきことは、物事の良し悪しを見失わず、(科学技術の発展にもつながる)夢や希望を大切に生きることである。
スピルバーグがこの映画で伝えたかったことの1つは、そういうことなのかなと思うと、少し嬉しくなった。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (13 人) | [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。