記憶喪失の女性のアクション映画｡

サスペンス映画によくある要素をアクション仕立てにして描いた感じで話の構成自体はあまり目新しくない｡しかしサマンサ役ジーナ･デイビスはよくここまでやるなというぐらいアクションの限界に挑んでいてすごかった｡アクションもこなす女優の中でここまでやる女優も珍しいと思う｡最初の頃と記憶が目覚めてからの豹変振りもすごかった｡

ただＣＩＡや犯罪組織のボスのサマンサの生存を確認してからの行動のつめの甘さが非常に気になる｡

アクション映画としてならインパクト大でストーリーの不満を我慢させるだけの勢いがあった｡