[コメント] 旅する女 シャーリー・バレンタイン(1989/米)
はばかりながら私、こういう映画のよさがわかり、トム・コンティのセクシーさをためらいなく口にできる年齢になったんだなぁ。
この映画は、以前に母がビデオで見て「笑えた」とだけ言っていたのを、最近思い出して手にとりました。
「笑えた」としか言わなかった母の言外の思いを想像すると、複雑なものがあります。彼女は当時、まだギリギリで40代だったはず。(私は作中のあの娘よりはマシな娘だと自負しとるがよ〜)
ギリシャに女2人で行くといっただけで(しかも、あんなインチキくさいフェミニストと)御乱行ツアーを想像されてしまうくだりとか、嫌みな隣人の意外な行動とか、優等生だった学生時代の同級生のエピソードなどなど、1つ1つがとってもうまくできていたので、私はうなりながら笑いました。
中学生のとき、『戦場のメリークリスマス』で見たMr.ロレンスことトム・コンティがとってもすてきで、「ああいう人好き」と言ったら、「なんか濃くてエロそう」と友人たちに切り捨てられたことがありました。そうだよっ、エロそうでステキだろ、と今なら開き直れます。
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