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[コメント] 招かれざる客(1967/米)
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★3旧弊状況を打ち破るのは、いつの時代でも、かの娘さんのような人だ、もちろん、性別も年齢も肌の色も無関係。多くの人はメイドさんのいう通り「よくも振り回してくれる」と嘆くだけ。映画の面白みには甚だ欠けるが、分かりやすい構図と分かりやすい名演。 (動物園のクマ)[投票]
★3状況にいきなり引き込む導入の鮮やかさと、スペンサー・トレイシーの顔芸は秀逸。が、ほぼ会話劇だけでこの尺はややツラい。米国の上流家庭が映画の舞台になる、最後の時代の作品とも言えるかもしれない。 (緑雨)[投票(1)]
★4普通ならめでたい事なのに、カラードというだけで浮かび上がる偏見や偽善。テーマとしては良いが、問題提起とラストの演説のみに留まっているのは残念。ポワチエは色男ですね。72/100 (たろ)[投票]
★3時代の中で時代を撃った立派な作品。シドニー・ポワチエの完璧超人っぷりは後の世の黒人たちから批判されもしたようだが、時代の制約や限界による作品の傷は、作り手がクソ真面目に時代と向かい合い闘った証でもあるのだ。 (ペンクロフ)[投票]
★5困惑極まり焦点を失い、ウェリントメガネの奥で虚空を彷徨い続ける父(S・トレイシー)の視線。気丈に振舞いながらも、今にも溢れ出しそうな涙をたたえた母(C・ヘップバーン)のブルーの瞳。自己矛盾にたじろぎつつ、娘の幸福を懸命に願う親の動揺に共感する。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★5娘・息子のとんでもない結婚話に戸惑う両親たち。その心情を一つ一つ克明に描いていった脚本が素晴らしい。「いつも楽しく、明るい子だった。しかしあんな幸せな笑顔は初めて見る」というセリフに親心としてホロリとさせられる。 [review] (KEI)[投票(1)]
★4クレイマー監督の『手錠のまゝの脱獄』で出演したポワチエキャラが、そのまま反映されていて面白かった。人種問題を扱っているが決して重くなく、現代でも十分納得できて楽しめる作品。 (エイト)[投票]
★3普遍的傑作。スペンサー・トレイシーキャサリン・ヘプバーンの演技が良い。 (赤い戦車)[投票]
★4コメディの威力とは、心に「ちくっ」とくるところも描けるところですね。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4一番胸を打つ演技だと思うのはシドニー・ポワチエのお母さんだなあ。 [review] (きわ)[投票(3)]
★5連れてきたのがシドニー・ポワチエではなくエディ・マーフィだったら、両親はあっという間に言いくるめられていただろう。 (カレルレン)[投票(1)]
★3はっきり云って映画的な演出じゃない。ご立派な登場人物達、黒人メイドの作劇臭さ等唾棄すべきだ。しかしそれでも本作のキャサリン・ヘプバーンの造型については最大級の賛辞を贈りたい。彼女は殆どのシーンで目を潤ませている。こんな主演女優が成立している映画は空前絶後だ。彼女を見ていると私も涙が溢れてくる。 (ゑぎ)[投票(2)]
★3人種差別問題のように見せかけて、実は職業的地位が決定的要因なのでは?舞台演劇風。 [review] (マグダラの阿闍世王)[投票(2)]
★4どんなことも本人じゃなきゃわからない。この映画に対し偽善と言う資格もなければ、自分だったら差別はしないって言える根拠もない。自分の身に降りかかってこない限り。 (あちこ)[投票]
★4あの娘の天真爛漫さには殺意すら覚えた(笑)鈍感すぎる! [review] (TO−Y)[投票]
★4筋金入りの能天気っぷりを見せるこの娘なら、どんな障壁もへっちゃら。 (d999)[投票(1)]
★4シドニー・ポワチエじゃないと成立しない役柄だ。 (kenichi)[投票(1)]
★4みんな立派過ぎる人が登場する。こんな完璧の人が集まるのも嘘っぽいけどね。でもこんなうがった見方は私の精神が貧しいからでしょう。反省します。ちょっと爪先立ちの人が喜ぶ映画だと思うのはぼくだけか? [review] (セント)[投票]
★4人種問題という時代の先鋭を語る為に「白人による白人の為の」古き良きオールドハリウッドの老コンビを配する逆説的な諧謔ともいうべき製作者クレーマーのセンス。必要十分な脚本があれば名優達は自走し自ら付加して映画は熟成する。 (けにろん)[投票(1)]
★5作中、シドニー・ポワチエが言う。「世界は変わっていきますよ」。いいや、貴方がこの作品で変えていったのですよ。完璧なる脚本と完璧なる演技陣もさることながら、すべての人の勇気に敬意を表したい。 (sawa:38)[投票]
★3一人で暴走するジョアンナは、彼女のせいで周囲の人間がどれだけ困惑したかまったく気づいていない。もっと周りの空気を読めよ! [Video] [review] (Yasu)[投票(2)]
★5公開の翌年4月4日にマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師が暗殺される。当時の状況下、この作品の重要性を理解した上で撮影に携わった人々は、フィルム上で胸を張って堂々としている。 [review] (ジャイアント白田)[投票(5)]
★5愛した子供の本当の幸せを願うなら・・・そんな言葉が込上げたけど、切なく辛い心境を理解する母親と、苦労をさせたくないと思う父親、どちらの言い分も判るので、自分の願いをぶつける見方はやめて、見守る気持ちで鑑賞した。そして結果的に泣いた。 (かっきー)[投票(2)]
★4夫の妹が、アメリカから黒人青年を連れて帰ってきました。父母は大騒ぎ、青年は翌々日の飛行機でアメリカに帰ってゆきました。義母の言った一言「子供が生まれたらかわいそうだ。」じゃあ、黒人は子供を作ってはいけないというのか?2000年になっても、この問題は普遍です。 (りかちゅ)[投票(3)]
★5観ていて、とても気持ちのいい映画です。なのに、観終わった後に、考え込みます。余韻が残ります。当時は、10数州において、黒人と白人が結婚するのは違法で罰せられる時代だったとのこと、、、、 [review] (ガンダルフ)[投票(2)]
★4かわいげのある原題を先に知ったために驚いたのですが、この邦題なんか重いですよねクリント・イーストウッドの渋面を連想してしまうのはなぜか、分かる人には分かるよね。 (LOPEZ que pasa?)[投票(1)]
★4確かに口ではなんとでも言える。ひょっとしてこの映画の製作自体が偽善かもしれなし、見て感動している自分自身も偽善者なのかもしれない。 (斎藤勘解由)[投票(3)]
★5「人間って、いつも食べているアイスクリームのフレイバーすら容易に変えられないのが普通……だけど、普通ならOKってわけじゃない」というあたりの表現がよかったと思います。 (ユリノキマリ)[投票(5)]
★5日頃、知ったふうな顔をして論じてきた問題が、突如自分の身の上に降りかかってきたら?この批評空間に参加させていただいている私にとって、他人事ではすまされまい。自戒の念に耐えません…。 (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(5)]
★4私も口ではポンポン言う。きれいごとを。そしてきっといつかスペンサー・トレイシーのように、自分の偽善と対決しなくてはならなくなるだろう。 [review] (はしぼそがらす)[投票(2)]
★3なんていい夫婦だ。こんな善良な人たちがそんなことで悩む時勢というものが不思議でならない。 (mal)[投票]
★4あの当時の世相を考えると、お父さんが唸ってしまうのも解らんでもない。愛があれば・・・とはいうものの。 (Lycaon)[投票]
★4正直なお話。トレイシー最後の作品にふさわしい。 [review] (kinop)[投票]
★4言うは易し、行うは難し。 [review] (ゆーこ and One thing)[投票(3)]
★5最後のシーンは感動しました。いい映画です。 (トール)[投票]
★4妻への愛まで一緒に語ってしまうところが凡人との違い。 (ドド)[投票(1)]
★4醜きかな、かっこつけの平等論者。「偽善者大国」アメリカの大衆に痛烈なパーンチ!? (ボヤッキイ)[投票]
★5純粋に肌の色の問題だけを扱っているのが興味深い。 (takasi)[投票]
★4人種問題を絡ませているが、話自体は普通に結婚問題をあつかったと言う感じ。しかし、娘の幸せ、父親としての気持ちから娘の結婚に頭を悩ます父親の心情が上手く描かれていると思う。 [review] (わっこ)[投票]
★4なんだかいい映画でした。 (rana)[投票]
★3おどるピザ屋最高!! (☆△■▽○♪)[投票(1)]
★4開始30秒でジョン&ジョーイの虜になりました。ほのぼの幸せです。 (美喜)[投票]