青春群像というにはあまりにも稚拙で、映画館に足を運ぶ観客をあまりにもコケにした作品だと思います。

しかもハーバート・ロスともあろう大監督が、こんな愚作に乗って演出してしまったという事態は汚点といえるでしょう。

そもその８０年代の青春ていうのはこういうものだったのでしょうか？実際はそうだったのかもしれませんし、私もその一端に存在していたかもしれませんが、こんなくだらん映画を見て「金返せ！」と言いたかった。ケビン・ベーコンもイマイチだったし。

でも一緒に見に行った友達が「これまで見た映画の中で最高の映画だった」と感動していたのを見て、本音を言えなかったなあ。そんなもんかい、とも思ったけど、この程度の映画に感動できる純粋な人も沢山いるんでしょねえ。私の感覚がおかしいのかね、それとも。