[コメント] ディープ・インパクト(1998/米)
別れのシーンでは胸に迫るものがあった。しかしソ連なき今、巨大隕石という荒唐無稽とも言い切れない設定にアメリカの正義をうまく正当化されたという感じだ。
誤解を避けるために言えば、僕はこの映画は嫌いではない。登場人物の設定やドラマづくりなどかなり丁寧になされていると思うし、共感できるシーンも多い。しかし、(イデオロギーを論ずることはあまりこのサイトにそぐわないと思うけれど)まず核爆弾ありきなのだなと感じる。その状況で使用することの是非を問うつもりはないけれど、その存在に関しては一寸たりとも疑問を挟む余地なし、自明なのだ。その一点に関して眉をひそめることを許して欲しい。あえてこの点数。
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