[コメント] ディープ・インパクト(1998/米)
藤子・F・不二雄のSF短編を思い出した。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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藤子・F・不二雄の短編に「箱舟はいっぱい」という作品がある。彗星の接近に備えて、一部の人間(日本の国内で4万人)がシェルターに入居する、という話。映画と違うのは、この計画がまったくの極秘で進められたということ。つまり、選ばれた人間以外は、入居計画どころか彗星の接近についても知らされないのである。
確かに、映画のように堂々と公表してしまうと大混乱が起こるし、またこの映画のように危機を乗り越えたとしても、その後の都市再建に全国民が一致団結できるかは疑問である。避難所に入れなかった人たちが政府を信用するとはとても思えない。
ちなみに藤子・F・不二雄の漫画は1974年に発表されている。こういうテーマは昔からあったのか、それとも作者の着眼が早かったのか・・
この映画のコメント蘭で、『アルマゲドン』との比較が話題になっているが、市民の混乱を描いている本作品に、私は軍配を上げたい。
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