[コメント] L.A.コンフィデンシャル(1997/米)
[もてる男の定理]→
◇質問:究極にもてる男を証明しなさい。
◇解答:〔証明〕真善美という言葉は、理想を具現した最高の状態である。 この映画の場合、〈真〉は仲間を密告しても正義を通そうとするエド。 〈善〉はレイプされた女性を心優しく庇うバド。〈美〉は洋服に 血がついただけで怒り狂う伊達男のジャックである。 男とは一般的に強者であり力を持つことが許される、あるいは それを生まれながら課された人間である。翻って女は社会的に 弱者であり庇護されるべき人間だと仮定される。 力を持てばどんな逆境も乗り越えられるという通説を信じるならば、 女=力のある男が好き という等式が思い浮かぶ。 映画をサンプルにすれば、謎を解明する(=力)には、毛利元就の 「三本の矢」ならぬエド(頭脳)・バド(肉体)・ジャック (洒落っ気)が必要だったことから、究極にもてる男とは、 これら3つを兼備えた男だということが証明される。
※上記の証明だと「頭が良くてスポーツ万能でコジャレた男」がもてると 誤解されそうですが、それは全然違くて「頭(精神)と肉体(感情)のバランスが良く、洒落っ気(ウイット)のある男」がもてるつうことなんじゃないでしょうかね。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。