[コメント] シティ・オブ・エンジェル(1998/米=独)
良くも悪くもハリウッド。(悪いの方が多い)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「ベルリン・天使の詩」は、長くてすごく眠かったが、こっちはまたやけに短い。ラストの唐突さが与える印象だろう。
天使が、人間に降誕する動機付けはいたって明快でさすがハリウッド。しかし、これがいかにも唐突。たった一人をオンリー・マイ・ラブで選んじゃう不平等さが、天使の普遍性を台無しにする。しかも甘いラブ・ストーリーで盛り上げときながら、カタルシスのないラスト。服着たまま一人で荒波にザブンしても溺れるだけだよ。
プロモビデオみたいな映像と音楽のシンクロ、天使達が集まる引きの絵など、カッコイイところもあったが、リアルとファンタジーのバランスがどうにもダメダメでした。
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