[コメント] デッドマン(1995/米)
Grateful (when you are) Dead?
どこをどうきっても、ジャームッシュの画だった。あの画があって初めて成立するニール・ヤングの音。
しかし、過去のジャームッシュ作品に溢れる「自由」を肌で感じることはできなかった。インディアン(ネイティブ・アメリカン)の言説を通して、それを語ろうとするのは、あまりにも表層的にすぎたのではないだろうか。
救いはジョニー・デップの演技。初めはジャームッシュ作品には不釣合いなキャラを演じておきながら、「あれ」以来ジャームッシュ世界の住人になってきたのを観て少しほっとした。私も非喫煙者だが、「煙草はあるか?」と聞かれたら、ウィットに富んだ応えで切り返してみたいものだ。
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