本当は初老の心優しき警官夫婦と、中年で小太りのウェイトレスの心温まる下町物語だったのを、なぜこうまで悪意に満ちた寓話にする必要が？そのままだとなぜいけない？

実際には仲のよい夫婦だったし、奥さんもウェイトレスに宝くじの賞金をわけるのを快く承諾してたのに、なぜか映画の製作者たちは奥さんを集中攻撃（本当になぜ？）、魔女にしたてあげた。

腹立ちを通り越してもはや失笑するしかないのは、ラスト、その後の登場人物のなりゆきを字幕で解説してるところ。変に実話とふれまわってる分、そういう手法とられると信じる人がいるぞー。

警官とウェイトレスは世界中の人に支えられて、再婚＆お店が繁盛（離婚してねーよ！店もやってねーよ！）。元妻（元妻にされたよ）は２人を相手どった訴訟の後、大富豪と再婚したが、すぐに捨てられたとさ（おい…ツッコミ疲れた）。

いい加減にしないと、訴えられるよ、あんたたち製作者が。ネタが枯渇して、次々と実話に手を出す訳で、それなら大事な元ネタにせめて敬意をもて！