決して駄作ではないと思うんですが、こと私に関しましては、不信心なもんで「恐怖」や「畏れ」は全然駄目でした。

　録音していた意味不明な言葉が、実は「逆さ言葉」というのには、申し訳ないけど失笑。そういえば、TVでそういうおじさんが出演してましたよねぇ。あれにはコツがあって、日本語の場合ローマ字表記して、それを逆さに発音すればいいんですって。Windows使われているのなら、標準装備の「サウンド レコーダー」で試してみてください。あれには「逆転再生」の機能がありますんで。逆さに発音したのを録音して、「逆転再生」すれば…。その昔、兄妹で試して大爆笑しました(遠い目)。…閑話休題。

　カラスとメリン両神父に惹かれましたが、それ (と「逆さ言葉」) 以外は、観るべき物があまり無い映画。いや、くどいですが、決して駄作ではないと思うんですよ。言うなれば、「キリスト教徒の、キリスト教徒による、キリスト教徒の為の映画」ってやつでしょうか。当然ですけど、映画は万民をターゲットにする必要はないでしょうから。