CGなかった時代だから、あの戦闘シーンはやっぱ人海戦術で撮ったんだよね。それに、ディテールの一つ一つがすごい凝ってる！これだけお金をかけられたのも、ラウレンティスの力と一人でうん億円のスターを使わなかったからだよね。

でもでも、つらつらと見てると、そんなディテールが全然伝わってこないんだよね！「こんだけお金かけたんだ、すごいだろう！」って感じがね。あまりに懲りすぎて、お金とは関係ないテイストに目が行くようにできちゃってる。だからハルコネンとか、航宙士とか、リンチの趣味だけが妙に生理的に残るよね。（虫の大きさが伝わってこないのもそれだけでまずい）

これって、デビッド・リンチの天才の技？（確信犯だね）

でも、ハイビジョンで見たらだいぶディテールが伝わってきたから、I-MAXとかの超大画面でやれば、結構いけるかも。そのときはシーンによって画面の大きさを変えること。人物アップのシーン（ハルコネンも）は普通のスタンダード、お金がかかってるシーン(特に虫のシーン）はI-MAX全体を使うようにする。これが現代商業映画のセオリーだ！（『タイタニック』を見習いなさい）

うーん、そんなの見てみたい！！！