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[コメント] 39 刑法第三十九条(1999/日)
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★4この雰囲気好きです。登場人物全員、精神鑑定しなさい! (Curryrice)[投票(5)]
★4映画的表現とはこれ! [review] (いくけん)[投票(4)]
★4完成度の高い脚本を得て、回想シーンの構成、役者の演技づけ、全体の雰囲気作り、アングルなど、いい意味で存分に演出で遊んでいる感じで、テーマのシリアスさとは裏腹に妙にワクワクした気分で鑑賞できる。 [review] (おーい粗茶)[投票(3)]
★5サイコ・サスペンスと思わせて、後半は悲しい情念の世界へ。スカも多い森田芳光だが、これは見事にハマったかんじ。 [review] (ざいあす)[投票(3)]
★4宮部みゆきワールドに通じる現代社会の歪み。森田作品の食事シーンは相変わらずどこかキモい。 [review] (AONI)[投票(3)]
★2教授や助手、それに弁護士や刑事といったキャラクターは精神的に不安定で、容疑者だけが唯一まともにみえる、というのがおそらく演出の意図なのだろうが、最初から鑑定人たちにプロらしさが一ミリも感じられないというのはどうかと思う。ファンタジーとして作ったというのならそれでもいいのだが、そういう映画の中で実在する刑法39条への異議を申し立てるというのは、フェアな態度ではないんじゃないか。 (はるきち)[投票(3)]
★5完璧。99年最も重要な日本映画。 [review] (まー)[投票(3)]
★4件の法律に異同はあれ、近しい無念が今も絶えず産み出され続けている。この映画はまぎれもなく時代の子だ、不幸なことに。 [review] (kiona)[投票(2)]
★4家族ゲーム』から直で継承された芳光節が炸裂している演出、構図、手ブレと独特なセリフの言い回しの中でキリリと光る岸部一徳江守徹の目が怖かった&豪華なマニアックキャストが感動を呼ぶ逸品。ラストにかけて『情婦』がリスペクトされている印象でした。 (ジャイアント白田)[投票(2)]
★4失礼ながらここでの森田演出からは、刑法第39条そのものに対する問題提起よりも、それを使って面白い映画を撮りたいという映画監督としての本能的欲求をより強く感じ、私にはそれが心地よかった。 [review] (ナム太郎)[投票(1)]
★5犯人以外の登場人物がみな狂気を湛えているという演出は発想としてはおもしろいが、効果的に機能しているかは疑問。妹を発見した時の少年の慟哭が心に刺さる。 (blandest)[投票(1)]
★5まさに脇を固めた希木樹林江守徹が大健闘。山本未来がちょい役ながら印象深い。主演、鈴木京香に至っては、おそらくこれが最高作。 [review] (檸檬)[投票(1)]
★3ガタガタと薬をとりだす鑑定医。所狭しと料理を並べて娘の帰宅を待つ母。事務的に文書を読み上げる検事と弁護士。被疑者のまわりの日常をみごとにデフォルメする森田演出に壮絶な“藪の中”的結末を想像して肩透かしを食う。勝手に期待した私が悪いのか。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★5砂の器』を参照したというのも成程な最果ての地から時間を遡行しての情念。テーマとして新しくも無いものを、あざとさを恐れぬ今風演出でゴリ押しする確信性。そして、コンセプトに沿った演技者達は垂涎の曲パワーを撒き散らす。予想外の森田の復活劇。 (けにろん)[投票(1)]
★3うまいよね〜みんな。演出も上手だよね〜。なんで面白くないんだろ。本のせい?京香ってこういう役ばっか選んでるんだろうか?なんだかな〜。一瞬谷間がちらっと見えたとこがすごくインパクトあった。地味な風体のインテリのくせにっ・・ってコスプレみたいなもんか。やばいかオレ。 (nob)[投票(1)]
★2芸達者な俳優陣で固めてはいるが、つねに平常心を失ったかのような彼らの奏でる不協和音が鬱陶しく、最後まで作品世界のなかに入ってゆけなかった。彼らにデリケートな精神鑑定を公開で行なうなどという暴挙を許して大丈夫なのか、と不安にさえなった。 (水那岐)[投票(1)]
★3役者の演技力と静かな展開に好感を持ったが,心を打ち砕かれる感覚に乏しかった。時代の所為か。3.6点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★5「世間ズレしたインテリ」がハマリ役の鈴木京香。「役者」役の堤真一。「ヒネた刑事」役の岸辺一徳。など、どの役者も光ってました。全体的に薄暗い感じがとても雰囲気を出していてよかった。ストーリーに対する配役も絶妙。 (ジェフリー少将)[投票(1)]
★4岸辺一徳と、吉田日出子がでてくるだけで、ニヤついてしまいます。江守徹樹木希林など、キャストが楽しい映画でした。欲張るなら、山崎努岸田今日子・・・濃すぎるか。 (vito)[投票(1)]
★3問題テーマの取扱い方は、まさに久米宏的...カナ?自信ない。 [review] (muffler&silencer[消音装置])[投票(1)]
★4重いテーマを軽やかに見せるテクニックは秀逸。ただ、カメラがうるさすぎる気も・・・ [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★4内容的には面白いんですけど、森田さんは、最近演出が少し、お下手になられました?? (Carol Anne)[投票(1)]
★3狂気?いいえ実に理性的な映画です。 [review] (ちわわ)[投票(1)]
★4裁判中に、検事、弁護士らがけだるく義務的に話すところがいい。 (ヒロ天山)[投票(1)]
★3日本映画っぽくない話がいい。よく出来ました。 (つね)[投票(1)]
★3これはサイコホラーでも何でもなく、良くできた法廷劇 (FRAGILE)[投票(1)]
★4素晴らしく映画的!芝居も演出も好きな空気。 (あちこ)[投票]
★3銀残しの質感は中々優れている。しかし演出はあざとさが鼻につく。肝心のテーマを言語でくどくどと語るのに興ざめ。 (赤い戦車)[投票]
★3刑法39条1本で勝負してほしかった。 [review] (IN4MATION)[投票]
★4テンションあげてこうぜ!』というセリフが似合わない映画。87/100 (たろ)[投票]
★4「精神異常者を裁けるのか」に焦点を当てた良作。意図的に不安定なアングルと登場人物の演技に、不快感を覚える人もいるかも。 (NAO)[投票]
★3似たような(?)題材を取り扱ってても、ケレン味あるハリウッド式の「真実の行方」の方がずっと面白いと思える自分にとっては、敷居の高い淡々とした映画でした。 (takamari)[投票]
★4精神鑑定の胡散臭さと39条を告発する問題作。 こんなに面白い裁判なのに傍聴席に空席が目立つのが気になる。 似たテーマで松本清張の「偽狂人の犯罪」という小説があるのだが、これもオススメ。 (TOMIMORI)[投票]
★3江守徹と樹木希林に。モチーフはもっと突っ込んで描いて欲しかった。厳しいとは思うけど。 (みかつう)[投票]
★2序盤で作者(監督?原作者?)のストーリーの方向性が理解出来た分楽しめなかった。 (赤目)[投票]
★3映像や演出に日本映画らしいタッチを残しながら、端々が刃物のエッジ様に鋭く光る森田演出はさすが。一面、巧妙すぎる作り込みには「策士策に溺れる」の感も。アクの強い俳優陣の熱演怪演、そしてキャスティングそのものに拍手を。 [review] (かける)[投票]
★4鈴木京香いいね。眉間にしわをよせるのが似合う女優‥‥‥。 (stimpy)[投票]
★3映画を観ただけで、「原作の方がおもしろいんだろうな」と分かってしまう映画だった。映画にするには複雑すぎる内容で、観てて消化できなかった。終わりのテロップも後味がわるい。 (worianne)[投票]
★3脇役◎主役○。新鮮味のない脚本。 (off_the_wall)[投票]
★339条の問題点を突いてるのは突いてるけど、途中からは火サス風。2002.12.30 (ハイズ)[投票]
★4点数難しいが4着けときます。役者が演じるのは難しいもの内容をみごとにやってのけてる。演出うまいです。ちょっと疲れるけどね。 (megkero)[投票]
★4学校の先生が「ちょっとまってちょ。」というのが気になった。役者達の演技がよかったのでこういう話は好きじゃないけど、おまけで★4つ。 (まちゃ)[投票]
★4母国の犯罪物語は、伝わらなくてもよい想いまで胸に染みます。過去にまつわる罪人のエピソードが自棄に物悲しい。刑法は当然必要だけど、素性に則る度合のレベルは、担当人によって弱感曖昧。でも人はロボットじゃないから好きだ。心が晴れない作品。 (かっきー)[投票]
★4脚本は全くハリウッドにひけを取らない出来。全体的に暗い感じがするのは、演出なのか日本の光がそうさせるのか。 (ごう)[投票]
★3登場人物はおろかカメラワークまで心神耗弱と徹底ぶりがすごい。でもこの映画の中での刑法39条に対する(かふかの)考え方にはあまり共感できなかった。 (クワドラAS)[投票]
★3序盤で「ナニかあるゾ」と思わせる演出&カメラワークは好みです。ただ中盤〜後半の演出で微妙に不自然なところが気になるんですが………。 (RYUHYO)[投票]
★3テーマは言わずとも観客に伝わるだけの話の流れだった。なのにわざわざ登場人物に語らせるところに白けた。 (鵜 白 舞)[投票]
★3暗い暗い。法廷シーンのぼそぼそしゃべりがなんともリアルで結構好きだけど。 (mal)[投票]
★4刑法第三十九条;心神喪失者の行為は、罰しない。第二項;心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。 三十九条だけではない。法律そのものの矛盾とはなにか! (starchild)[投票]
★2それぞれの役者の芝居が独特で異様な雰囲気があるんだけど、本音を言うと、それが鬱陶しく感じてしまった。妙に重くて暗い雰囲気にもついていけず、登場人物に共感も出来ず、終わるまで辛かった。演出がやっぱり”ヘン”。それが自分に合わない。 (Ryu-Zen)[投票]