持田真樹演じる主人公は、心を閉ざして言葉を発そうとしない。 恋人にも。かわいい妹にさえも。 唯一楽しみなのは、すももを眺めることだけ。すももを眺めているときは、自分でいられる。 ある日、恋人の浮気現場を見てしまう。ショックを受けるが、自分が何も言わないから、彼に自分というものをもっと見せなかったからだと思う。。。 そして、自殺を図る。さようならと言って。

ストーリーはこんなもんです。かなり前に見たので、記憶が曖昧だし一部勝手な想像です（笑） 現実では、自己主張とは言葉を発することで、それ以外の手段で自己主張が出来ないことはないけど、言葉がなかったら・・生きていけないでしょう。 主人公はずっと喋らない。なぜ喋らないのかがわからない。 恋人は好きだし、妹も好きだし、ちゃんとした意志を持っているのに、言葉が出ない。何でなんだろう。。

すももを透かして見るシーンや、回想のシーンは幻想的で綺麗でした。 ただ、何故言葉を発さなくなったのか気になった。 それと、すももを見るだけじゃなくてすももが何か話に関係してきたらおもしろいと思います。