[コメント] スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス(1999/米)
CGで目を見張る部分も多くあったが、やはり根本的な物語の核が皆無な点とキャラの薄さが作品レヴェルを前3作から大きく引き下げた。ルーカスの視点は脇にばかり向いてる。ホッドレース2周目に入った時「勘弁してくれっ〜!」と口に出そうになった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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SFのイコン『スター・ウォーズ』シリーズの伝説になり得た理由の一つは、その確立された世界観。そしてCG等に頼り切らずとも表現できた近未来感が生むカッコよさ。役者もマーク・ハミルはともかくハリソン・フォードのアウトローでタフネスなキャラとキャリー・フィッシャーの存在感とシャープな身のこなしは魅力あった。しかし!この作品はグッズやデティールには凝りまくりでファン楽しめるんだろうけど作品としては独立して過去の作品のように全く楽しめません。スピルバークがオスカー貰えてルーカスがオスカーと無縁なのが大きく頷ける作品。ナタリー・ポートマンの着せ替え人形状態で無理やりセリフ言わされてる感じも酷かったしリーアム・ニーソンとユアン・マクレガーがキャラ薄くてハリソンほどインパクト無いし、ヒロイックな感じも無い。さらにダースモールの小ささに失笑したし巨大なヘアスタイルとコスチュームで逃げまとうポートマンは動く標的状態。もうパロディ映画かと思って観てた。『エピソード2・クローンの攻撃』で軌道修正されてるのを深く期待したい。観終わって疲れたけど何も残らなかった作品。
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