[コメント] マイ・ネーム・イズ・ジョー(1998/英=仏=伊=独=スペイン)
人生きびしいよなあ。だんだん道が細くなって、そのうち途切れてしまう感覚。生きることの苛酷さ。ちょっと楽しようとすると甘い恐い罠が控えてる。どうすりゃいいんだよ、って声が聞こえそうだ。
ローチは明確な回答は出さない。それでもみんな生きてゆくんだ。
ホント、ローチの映画は、ぎりぎりの、毎日の生活がやっとの、底辺を支えてる人に暖かいまなざしを注いでいる。それは、私たちの生きるほのかな灯火でもある。
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