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[コメント] こねこ(1996/露)

もう猫たちのかわいいのなんのって。映画館のスクリーンに、すりすりしたくなります。
シーチキン

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ストーリーの方は、往年のディズニーアニメのようだが、何しろ実写だから。迫力が違うというか、なんというか、いやもう、何をしてても、可愛い猫たちであった。

劇中、猫好きの男として登場し、地上げ屋に脅されている方は、なんでも、世界でも稀にしかいない猫の調教師とかで、出てくる猫たちは、みな、彼のレッスンを受けて、素晴らしい「演技」を披露しているとか。

さすがに、これらの猫たちは実際の猫とは、ちょっと違うんじゃないかと思わなくもないが、その分、人間の方は、失業はするわ、アパートは追い出されそうになるわで、混乱しているロシア社会を反映しているようなリアルさがあって、バランスがとれてるんだろうなあ。

特筆すべきは、猫好きの男が、猫の餌代に困り、ペルシャ猫を売ろうとしたシーン。とっても切なく胸に迫るものがあったし、その顛末も、おおっ!と、思わずうなずかせる、喝采ものでした。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ユキポン[*]

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