[コメント] メッセンジャー(1999/日)
何ごとにつけても善悪の対比が明確で、登場人物のキャラも実に類型的。物語もテキパキと進むし映像もこなれてるし、ハリウッド的とも言えるそのノリを巧みに邦画に移植したのは素晴らしいことだと思う。が、私はその手の映画が元来どうも好きではないのだ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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妨害のないまっとうなレースで勝利してこそ、真に「自転車の魅力」は伝わるものなのではないだろうか。
悪役などいなくとも真のヒーローはヒーローであるように、本当に魅力的なものならば、それだけで勝負できるはず。
何かと比較することなしにしか自転車の魅力を語れないということはないだろうし、実際、バーで草薙が「初めて自転車に乗れるようになったときの感動」を話す場面が、最も心に響いたような。
それともこれを「自転車」がキーとなる映画として見た私にこそ、問題があるのだろうか。
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