[コメント] 道(1954/伊)
やはりジュリエッタ・マッシーナの映画。感情は絶え間なく激しく上下するが、自身の存在価値を確かめることに常に執心し、それが認められるや舞い上がる。いじらしくも切ない。サーカス団との邂逅や海を見たときの興奮なども印象深い。
それなのにラストのシークェンスのみアンソニー・クインの視点に転換するのは座りが悪いように感じる。名シーンの呼び声も高いが、個人的には構成上の失敗と思う。
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