[コメント] 8 1/2(1963/伊)
いやー面白い。現実と回想と空想とがボーダーレスに交わるいい加減さ。特に、驚くほどモダンに美しいアヌーク・エーメが登場して以降、マストロヤンニがますます深みにはまっていってからが白眉。
現実逃避の空想ハーレムの猥雑さ。宇宙船セットの無暗な巨大さも素敵。残滓となったその場所で皆が輪になって踊るラストシーンのやけっぱちの幸福。
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