思えば、記憶がはっきりするかどうかという時期にヤマトというものを知ったのはよかったのかどうか。

　とにかく、そのような時期に観たものは、下手すれば一生引きずってしまうコトなんでしょうね。この時期のぼくにとっては、『海ゆかば』や『連合艦隊』も同列の映画でした。

　戦艦大和が載っている本を手にとって、「わー宇宙戦艦ヤマトの真似だ！」と、親父に言ったことがあるというのは、人にはいえない悶絶しかねない思い出です。