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[コメント] クレイマー、クレイマー(1979/米)

降雨而固地。失ってこそ得るものあり。
マグダラの阿闍世王

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







夫、一生懸命働くことが家族のため、と思っていた。

妻、家庭を顧みない夫に愛想が尽きた。仕事もしたかった。

妻は、子供を置いていった。だって、出ていくのはわがまま、と 自虐的になっていたから? しかし、夫が親業もすることで、 夫は妻の苦労を理解しはじめることに。

親権裁判。当時の非は夫。しかし今は、いい夫になった。 そこから子を引き離すのか。判決は当時の状況から妻の勝利。

しかし、妻は引き渡しのとき、子を夫に託すことにした。

_______________

自暴自棄にならずに子育て。さらに転職。タフな男だ。 無趣味なのか?自分の時間無し。 仕事で成功したい、というわけでもなし。 親業に専心。子の成長が親の夢=自己実現の代理満足ということか。

あのまま、妻が我慢していれば、どうなったか。仮面夫婦。 冷え切った夫婦に育てられる子ども。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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