[コメント] 豚小屋(1969/伊=仏)
観客のほとんどが左右45度くらい傾いてた。
ワケが「わからない」のは別にいい。ワケが「わかりたくない」から困ったものだ。
詩人かなんか知らんが、豚姦青年の話の方はコトバに依存しすぎ。詩人ってのは、「コトバ遊びする人」じゃないはず。勿論、時々ハッとさせられるものはあったけれど、段々、それもどうでもよくなってきた。この話は、イタリア語わからないとちゃんと評価できない気もするな。字幕じゃ辛い。
それとは逆に、カニバリズムの方は映像に依存しすぎ。冒頭の蝶を食うシーンなど、ハッとさせられるものはあったけど、途中から、ホントどうでもよくなってた。
でもまあ、パゾリーニの作品の中で一番生理的に拒否反応出たし、45度傾斜どころか頭掻きむしって見てたから、ある意味、パゾリーニの術中に一番ハマった作品なのかもしれない。
そういう意味で、敬意を表して堂々の1点。
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