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[コメント] 血と砂(1965/日)
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★4昭和20年夏の北支戦線。聖者の行進。少年兵の吹奏楽隊。画面奥から騎馬が来る。曹長の三船敏郎。そこに慰安婦の団令子も合流。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★5コメディタッチの冒険活劇から無様な死に様へ突如変色するのが強烈。童貞のまま死にゆく少年達の哀れさったらない。ガツンと響く戦争映画。90/100 [review] (たろ)[投票]
★4想像されたもうひとつの第二次大戦。クリークを効果的に挟んだ火葬場の戦闘のコマ割り描写の迫力もの凄い。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★5アンサンブルのピースが、一つずつ、着実に、鉄の暴風で捻り潰される。それでも、最後の一人に至るまで、倒れた仲間が赴いた「あちら側」との共演が続いているかのように、「聖者の行進」のリズムは崩れず、音勢は弱まることがない。最後の一人が倒れた無音の地に、人間性への信頼と非人間性への呪詛が、尚も永劫に奏で続けられる錯覚。呪いのような祝福のような、物凄い音楽演出である。圧倒的。 (DSCH)[投票(2)]
★5「戦争のやり方は教えたが、人殺しは教えていない」 小杉曹長(三船)の矛盾に満ちたひと言に、戦争を体験せざるを得なかったヒューマニスト(岡本)の精一杯の抵抗と苦渋が滲む。葬送曲「聖者の行進」の〈明るさ〉の意味を突きつけられ思わず身震いし感涙する。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
★5ムムム…面白い。悲しい。沁みる。無茶苦茶な設定だがファンタジーだと思って、設定を了解した上で鑑賞すれば文句なしの★5つ。喜八マイベスト。 [review] (あんきも)[投票]
★4戦争映画を敬遠しがちな世代こそ、こういう作品を観るべきだと思いました。斬新すぎてビックリするよ!なんなの、このフットワークの軽さは! [review] (づん)[投票]
★4何度も訪れる悲しみと火柱と砂塵の中で、男になったばかりの少年兵達は己の武器を必死に演奏する。激しい音の中に自らが消されないように……。 (荒馬大介)[投票(2)]
★4その明るさが時に哀しく時に壮絶に響く主題曲「聖者の行進」、中盤で演奏されるBLUENOTE入りの唱歌などに痺れまくり。JAZZとかBLUESと呼ばれるもの本質をこれ程正確に捉えた日本映画は他に無いだろう。伊藤雄之助の葬儀屋(童貞?)や団令子のノーメイク演技も必見。 [review] (町田)[投票(2)]
★4全くもって出鱈目な戦記である。だが少年兵たちの奏でていたのが「聖者の行進」だから良かったのだ。「海ゆかば」だったらラストの凄絶さと寂寥感は出なかったであろう。葬儀屋のキャラもいい。 (水那岐)[投票(2)]
★4童貞を失い、仲間を失い、少年たちは殺戮に「意義」を発見する。「聖者の行進」は冒頭は楽しく、ラストはあまりに凄まじい。喜八の狂気は止められない。 [review] (sawa:38)[投票(4)]
★5黒澤明には絶対に出来ない、おかしくて悲しい「活劇」 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★4これもまた別の独立愚連隊の話。岡本喜八好みの要素を鍋に入れました風。デキシー好きなのに「聖者の行進」だけはさびしい,他の曲もやってくれ。ちょっとおまけして★4つ。 (え!)[投票]