[コメント] ゆりかごを揺らす手(1992/米)
この映画に一つだけ落ち度があるとすれば、
ペイトンが自分の過去をビニール室で泣きながらクレアに話す時、 あの時普通ならクレアはペイトンの暗い過去に興味を持ち、「何てかわいそうなの・・・」と思ったりなぐさめたりするはず。 ところが、クレアはペイトンの話に全然興味なし。全く、おかまいなし。 あれだけが落ち度。あそこで気に掛けていれば、クレアは主人公として相応しい人格になっていたと思う。他は全てパーフェクト。
場面転換がとてもいい。 こんなに構成・編集・時間処理が上手く巧みにできている映画は他にないと思う。 俳優の演技も完璧。の一言。 子役も演技してるって感じが全然しなくてとても自然。 家に何気なく置いてある食器や家具や何もかもが彩りが良くて美術も完璧。 エマとペイトンが暗い部屋でTVを見ながら話すシーンが特に好きです。 小さい頃、あの部屋は映写室だと思っていました。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (3 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。