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[コメント] ニッポン無責任時代(1962/日)
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★4タイトルから連想されるような、高度成長期の夢ある緩さや明るいニヒリズムは微塵もない。内容はむしろジブリ映画に近く、植木等は化け物のような有能社員で猛烈に働き、重山規子との顛末からわかるように責任感の塊で、谷啓をはじめとする周りを幸せにする。 [review] (disjunctive)[投票(2)]
★4想定外だったのは『お姐ちゃん』3人衆でありそのみのキンキン声と規子のツンデレがアドレナリンを分泌させる。男共はほぼ壊滅状態の体たらくで植木のカリスマは完全遣りたい放題状態。洗練されたテンポと意外なほどのクールネスを内包した快作。 (けにろん)[投票(1)]
★4日本の儒教主義的、閉鎖主義的会社組織の中で蠢くサラリーマンを揶揄することにより、返ってその実態と本質を白日の下に曝し・・・とコツコツ書く奴はご苦労様!世の中パッパラパーと行きましょう!パッパラパーと行く“勇気”を与えてくれる1本・・・かな? (KEI)[投票]
★3笑っちゃうし歌っちゃうしリズムとっちゃう♪あーたのし。 (あちこ)[投票]
★3誰もが真面目に猪突猛進していた時代に「無責任〜♪」とニタリ顔で切り込むのは滅法格好いい。今の「本当にただの無責任」とはチョット違う。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★460年代の超競争社会。誰もが、生活を維持するためではなく、貧しさから抜け出すため自由と引き換えに我が身を組織にゆだねた時代。そのフラストレーションの具現化が、どこにも帰属せず成り上がるヒーロー植木等。時代が生んだモダニズム喜劇の快作。 (ぽんしゅう)[投票(5)]
★4真面目に見なさい。もちろん笑っていいけど。 [review] (solid63)[投票]
★4普遍的な話ではないけれど、高度経済成長期の出世話としてはよくできている。無責任者にこそ責任をというのは「戦争論」同様。 ()[投票]
★4日曜って…が一番笑えた。 (never been better)[投票]
★460年代ファッションや、車のデザイン、街並みが、現在(いま)だからこそポップでモダン。お菓子のおまけのよう。黒電話や、電柱さえもあたたかい。 (uyo)[投票(1)]
★3世の中ちょろいと思わせてくれるこの一篇は確かに高度成長前の日本の勢いが感じられる。しかし、観るべき時代というものがあるはずで、出口なし不況の現代ではカタルシスを感じられない。それにしてもクレイジー・キャッツは芸達者が多かったのね。 (tkcrows)[投票(1)]
★4勝者の人生脚本。プラス思考。 「桃色接待横行の無責任社会=日本」を臆面もなく表現。C調で無責任が断然イカす。 [review] (マグダラの阿闍世王)[投票]
★5「ビジネスモデル」とか「キャッシュフロー」とかばっかり言ってる、ビジネス誌かぶれに見せたい1本。 [review] (高円寺までダッシュ)[投票(4)]
★5いい時代があったんですねえ。うらやましいなあ。 (茅ヶ崎まゆ子)[投票]
★4雑な映画だな−という概的感想だが、そこがこの作品のいい所なのだろうか。植木等の無茶苦茶ぶりが痛快。日本映画のキャラクターで、こんな毒のあるキャラクターは他に見当たらない。 (takud-osaka)[投票]
★3あんなスカタン社長の下で働く社員は大変だあ。 (Yasu)[投票]
★4近くにいたら嫌な奴だけど、オイラははそんな男になってサラリーマン生活を送ってみたい。 (ミジンコ33)[投票]
★4人生に必要な事は、タイミングにC調に無責任!これが私の人生訓だった。まねして銀行に1円貯金通帳を作りに行った。 (ぱーこ)[投票]
★5元気が足りないと思ったらこれを見ましょう。日本にはこんなにパワーがあったんだ。浅草オールナイトで拍手喝采だ。 (らくだーら)[投票(1)]
★3当時の東宝映画はワイドで映像もきれい。当時の雰囲気がぎっしり詰まっていて、大事に残したい作品と言える。 (chokobo)[投票]
★4植木等さんが本当にうれしそうに笑うので、こっちもつられて笑ってしまう (モモ★ラッチ)[投票(3)]
★4主人公の活躍がサラリーマン達の溜飲を下げたと言われるが、誰も共感まではしてないと思う。だってやな奴だもんね。 (おーい粗茶)[投票(1)]
★3不思議なエネルギー。この明るさは何だったのだろう。戦前映画より謎に満ちている (ジェリー)[投票(1)]
★3当時の世相ってこんななの? 意外と下克上な世の中だったんすね。 [review] (G31)[投票(3)]
★4コツコツやるのに疲れたら真っ先に観たくなる映画。 (荒馬大介)[投票(1)]
★3一度挫折した男がサラリーマンとして猪突猛進を繰り広げる。無責任なヤツこそ一番責任があるというシニカルな社会批評が今の時代こそ一見の価値があるかも。 (しど)[投票(1)]