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[コメント] アナとオットー ANA+OTTO(1998/スペイン)

複雑な描きかたをしているわりにはわかりやすかった。あまりに偶然が重なり過ぎてちょっと疑問に思えたけどあまりに切なくて許せる。今までにない描写のような気がして私には新鮮でした。
ゆう

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







スペインって国がどんな国民性を持っているのかよく知らない。見る限りでは日本と共通する部分もあるのかな、と思う。輪廻の話や火葬をするところなんか。だからなのか。私はこの映画に引き込まれた。

あの年齢で運命を感じるなんてすごい奇跡。だから「運命の偶然」といっても許せるのかもしれない。しかも長年、愛を貫き通せるということが奇跡なのかも。

ありがちなことだけど、「すぐ後ろにいるよ」とアナに、オットーに教えてあげたかった。二人はそのとき、再会しなければいけなかったような気がする。

語らないから余計に二人の愛がきれいに見える。

自分でもよくわからないけど、何時の間にか映画に引き込まれる。そんな作品だった。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)クリープ[*] kazby[*]

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