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[コメント] ザ・デッド 「ダブリン市民」より(1987/米)
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★5答えは出さずに、しばし心の中で温めておきたい、大切な映画。 [review] (くたー)[投票(4)]
★5ドラマチックというのは、事の大小ではないね。そんなことわかっているつもりだったけど、ささやかなことが、画面の中でどんなにドラマチックなことか。たとえば、クリスマスの雪。銀器の輝くテーブル。年老いた姉妹の美しい微笑み。 (イライザー7)[投票(2)]
★5ジョン・ヒューストンの最後の最後のカットの比類ない美しさ。このカットで終われば最高だ、と思っている時終わられるのだから堪らない。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★5静かに降り積もる雪。じわっーと浸透してくる映画でした。 (れいし)[投票]
★4冒頭、各主要人物の到着と共に室内の空間把握を掴ませる上手さ。階段、洗面所、居間などを人物の移動やピアノの音で書き分けていく。また、舞踏会での、ゆっくりと回転していく踊りや歌の幸福感。食卓を囲んだ論議の数々も魅力的だ。そうした楽しさから一転、終盤は画面を闇が覆っていくが、厭世的な感じは受けず、むしろ諦観に満ちている。ラストシーンの寂寥。その飾り気のなさが美しい小品。 (赤い戦車)[投票(1)]
★4雪降りしきる屋外と対照される屋内の料理と人いきれの暖かさに目頭が熱くなる慎ましやかな一夜のアイルランド小話。そういう世界では起動した悔恨や嫉妬さえも悠久の時間軸に包まれてゆく。善意と謝意と幾ばくかの諦念でヒューストンが吐露した辞世の句。 (けにろん)[投票]
★4いい映画だとは思いますが、小品なんですよ。人生のちょっとした生と死の切り口。映画的ではない舞台風演出。もっと重い映像も私は見てみたい。 (セント)[投票]
★3いまいちよく分からなかったが、アイルランドへの先入観もあってか悲しく絶望的な映画に思えた。 (ドド)[投票]
★3人物が次から次と現れ、主人公の特定にとらわれてしまいました。アイルランドの心意気、もてなしの 文化が主人公なんですね。 [review] (マグダラの阿闍世王)[投票]
★3やりたい放題やってきたジョン・ヒューストン監督の最後に相応しい作品といえます。 (黒魔羅)[投票]
★3まさに文芸映画。娯楽性からかけはなれたところにある静かな感動。 (ゆっち)[投票]