前者の「この映画を二度見ることは出来ない」の見地から解説すると、ネタを知ってしまえばどーってことない映画ってのが致命的だから「二度見ることは出来ない」というよりも「二度目は耐えられない」って感じ。クライマックスが力業でカタルシスが微量だなんて、二度見る条件に当てはまらないからね。

そして、後者の「この映画を二度評価することは出来ない」から解説すると、この映画を二度評価するには時間の浪費が惜しまれるからだ。この映画を二度も真剣に評価するのには、ソレ相当の思い入れがなければできないのだと、自分は思うから自分は魅力を感じなかった訳でありまして、二度評価するのは馬鹿らしいとさえ思います。

ぶっちゃけトミー・リー・ジョーンズは給料泥棒であり、アシュレイ・ジャッドの刑務所の中でのトレーニングシーンには笑みがこぼれ落ちました。

2003/6/9