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[コメント] ミツバチのささやき(1972/スペイン)
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★5線路上の二人の少女。イサベルは線路に耳をあて、アナは遠くの何かを見つめるように立つ。そう、イサベルは知識・情報を得ようとする子で、アナは感じようとする子なのだ。 [review] (cinecine団)[投票(38)]
★42つのハードル。誰と見るか。(長くてすみません)→ [review] (ぱーこ)[投票(19)]
★5自分がイザベルぐらいの年に初めて見て以来、上の学校へあがるたび、大事に大事に見てきた映画です。 [review] (tomcot)[投票(19)]
★5洋の東西を問わず、古代人たちは人智を越えた精霊がミツバチの姿を借りてわれわれの前に現れると考えた。(以下レビューに続く) [review] (アルシュ)[投票(15)]
★5「これから何度かお世話になります」と言いたくなる映画であり、この映画が退屈だと思ったら重症だと判断出来る自分の心のバロメータ映画でもある素晴らしい作品。 [review] (ジャイアント白田)[投票(13)]
★5アナだけでも、イサベルだけでも成立しない映画。子供を描く映画は多いが、子供の持つ世界を描く映画で成功しているのって、あまりない。数少ない映画だと思う。 [review] (くたー)[投票(12)]
★5スペイン内戦の抑圧された社会を、まだ告発するのがタブーだった時代。人々の抱える罪と悲しみを描くには、寓話化して叙情的なベールをかけるしかなかった。それがこのように美しく、背景を知らない日本人にも感覚で受け入れられる映画たらしめたのだろう。 [review] (いぐあな)[投票(10)]
★5目を見ひらいて耳をすませば、きっと彼だって気付いてくれる。いつかきっと私のもとにも真実「映画」がやって来る。はず。 [review] (tredair)[投票(9)]
★5「イサベル…なぜ 怪物はあの子を殺したの? なぜ 怪物も殺されたの?」…オイラの胸は張り裂け申した。 [review] (kiona)[投票(9)]
★5「死」から一番遠く、且つ、一番近い距離にいた、柔らかい陽射しに守られていたあの頃…虫眼鏡で蟻を観察しているフリをして、焼き殺したりしたことありませんか? [review] (muffler&silencer[消音装置])[投票(9)]
★5アナは生きている [review] (ペペロンチーノ)[投票(8)]
★3「私はアナ」、しかし怪物は名乗る名さえ持たぬ。 [review] (ペンクロフ)[投票(7)]
★5幼女という未だ性を獲得しない不確かさを生きるがために、イザベルとアナが放つ危うい死の香りがなんともエロティックであるという高度な矛盾。ふたりを見ていると死が本来の人間の世界であり、生はその長い沈黙のつかの間の戯れに思えてくる。 (ぽんしゅう)[投票(7)]
★5死ぬと言うこと、あるいは死なないと言うこと。大人と子供が見た死生観の違い。(コメントは長文ですが、完全に電波入ってます) [review] (甘崎庵)[投票(7)]
★5子どもの頃、今よりずっと「死」が近かったことを思い出す。 [review] (イライザー7)[投票(7)]
★1シネスケでの踏絵。あっ!踏んじゃった!自分に嘘はつけないけど皆さんに喧嘩を売ってるつもりも毛頭無い。 [review] (sawa:38)[投票(7)]
★5アナ・トレント、希有なる子役。 [review] (ころ阿弥)[投票(7)]
★4観客はそのあまりに痛ましい姿に驚き、思わず目を背けてしまいそうになる。 [review] (田原木)[投票(6)]
★5目で聴いて、耳で観る…そんな不思議な感覚の残る作品 [review] (のぶれば)[投票(6)]
★3正直な気持ち。 [review] (フランチェスコ)[投票(6)]
★4子供の頃ってあんな感じじゃなかった?え?違う?残酷ですよ、子供も大人も。 [review] (peaceful*evening)[投票(6)]
★2アナの目が私に何かを訴えているのをうすうす感じながらも、正直、よく分からない作品デシタ。ここの美しいコメントの数々を読んでいるうちに、そんな自分がちょっとかなり悲しくなりました。日を改めてもう一度観てみよう・・・。 (shaw)[投票(6)]
★5わたしが妖精だったころ。アナ・トレントは信じる力を与えてくれた。 [review] (ALPACA)[投票(6)]
★3いい映画だと思わなきゃいけないような強迫観念に押されて、よく分からなかった。意味を思いっきり取り違えてしまった。 と、ここまでが以前見たときの正直な感想ですが、 [review] (mal)[投票(6)]
★5子供。 はじまったばかりだというのに、何故そんなにも死に近い存在なのか。 (ハシヤ)[投票(6)]
★4心とは「有」から始まるものではない、常に「無」から始まるものなのだ。そして、有から無を見た時、無から有を見た時、確実にそれが見えるとは限らないのだ。 [review] (あき♪)[投票(6)]
★4少女の不思議な世界観(生死観)を描いた秀作。 [review] (hk)[投票(6)]
★530年ぶりの鑑賞でイサべルに心を奪われる。 [review] (さず)[投票(5)]
★5ミツバチのささやき』をめぐる私のささやき。 [review] (ナム太郎)[投票(5)]
★5最も大事に映画を作る監督ビクトル・エリセ。幸福な出会い [review] (ルッコラ)[投票(5)]
★5アナの中に芽生え始める「自分という存在」とその反対にある「自分のいない世界=死」。映像を使っての表現方法には衝撃を覚えた。 [review] (torinoshield)[投票(5)]
★4昆虫学者の細密と正確さをもってエリセは家族をスケッチする。心の朽ちた大人達、そして毒キノコや怪物や精霊と平気で同居している子供達。見掛けよりもずっと剛毅な映画と思う。 ()[投票(4)]
★5実景を捉えながらもそれがどこかしら、少女達の心象風景にも感じられたところに本作の妙味を感じました。地平線、大地といった大きなものに対して小さな少女を配した構図もよく、特にどこまでも伸びていく線路に少女の果てしない想像力の象徴を見たような気がしました。 (kawa)[投票(4)]
★5安易に使い古された言葉で、省略が抜群に巧い、などと云ってはいけないと自戒。アナのストッキングの色が変わるディゾルブで一日の経過を表現する作家の意識の中には省略という言葉は無いはずだ。そこには、これこそ必要十分なカットの構成である、という自信があるだけだ。これは映画のお手本である。世界一頭の良い演出である。最高。 (ゑぎ)[投票(4)]
★5誰でも無垢な子供、特にアナに惹かれる。無垢で情緒に彩られた作品ながら、その悲しさはスペイン内線と軍事政権下のスペイン人の傷。 [review] (SUM)[投票(4)]
★5ささやきは圧政の象徴。表現の自由を制約された圧政下で育つ多感な少女アナを描いた傑作。 [review] (スパルタのキツネ)[投票(4)]
★5たとえば、母親が自転車で駅に向かうところから列車の到着までを綴るカメラワークと「蒸気」の画面。「井戸の家」初登場カットのカメラポジション。ここまで映画の純度を高める作業に傾注すれば寡作になるのは必然だ。エリセの唯一の欠点は「映画」を知りすぎていることだろう。すべての風景に心を引き裂かれる。 [review] (3819695)[投票(3)]
★3静謐。横断歩道で待っているときや歩道橋の上で、一歩踏み出すと死んじゃうんだな……ということに改めて気付いたような作品。 (なつめ)[投票(3)]
★4もし自分に子供が生まれたら何度も何度も見せよう。トラウマになるくらいすり込もう。 [review] (kaki)[投票(3)]
★5うつろいゆく光、地平に立ち、動く子供。昼の世界。またたく光、ささやく声。夜の世界。遠くから聴こえてくる音。魂は、暗闇から、無からうまれる。 ()[投票(3)]
★5最初,ぼくはこの映画に5点は付けられない人間だと思った。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(3)]
★4正直言って最初見た時は意味がよく分からんかった。そして皆さんの意見を見て、もう1回みて、なるほど…と。ただ、なんかカンニングして答えたような後ろめたさが心に残るので素直に5点と言えない。ごめんなさい。 (ピロちゃんきゅ〜)[投票(3)]
★5フィルムのまわる音、ささやき、その全てが愛しく感じられる映画。ビクトル・エリセただものではない、巨匠ぶり。 (chokobo)[投票(3)]
★5子供が感じるもの、見えるもの、聞こえるもの、そして子供には感じも見えも聞こえもしないし、想像も予測もできないもので、すべての画面が出来ているのだろう。父の存在を中心に 大人はそこを訪れる他者としてかかれている。天才的。 (エピキュリアン)[投票(3)]
★5ほんとは誰にも知らせずに、そっとしまっておきたい映画です。 (動物園のクマ)[投票(3)]
★4薄々感づいている大事なことを、全身で知る瞬間の恍惚と不安のない混ざった気持ち。 (ジェリー)[投票(3)]
★5子どもの目を通した表現は「どんな大人になりたいか」ということだと思う。偏見を持たず、弱者を忘れず、意地悪をせず、信じることができる大人に、わたしもなりたい。 [review] (jollyjoker)[投票(2)]
★5映画内映画としての『フランケンシュタイン』という構造。人造人間、機械仕掛けの奇蹟。現実の生命と、うたかたの幻影の曖昧な境界――。それはまさに、映画の事。息苦しいほどの、映画美の結晶体。光と影で構築された蜂の巣に閉じ込められる観客。 [review] (煽尼采)[投票(2)]
★4オレが感じたのは・・・アナの、理解しようとする脳と、感じようとする心からの、悲鳴・・・・を通しての人間のもつ強さでした。 ・・・でもそんな理解は所詮は無意味なもの。  だからオレに言える事は「アナ、死ぬほど可愛いーー!!」 (黒犬)[投票(2)]
★5子供達の童心が綺麗。スペインの映像にため息。子供の頃の懐かしい気持ちに触れられて心地良かった。妙に感情移入できる節があり感動してしまいました。ルージュは大人になってからね。感情、風景、そして風と光と笑顔、魅了満載!素晴らしい映画です。 (かっきー)[投票(2)]