[コメント] ミツバチのささやき(1972/スペイン)
子供の頃ってあんな感じじゃなかった?え?違う?残酷ですよ、子供も大人も。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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一ケ所「ググッ」と来たのは、父ちゃんが毒キノコを踏み付けるシーン。
私の心も踏み付けられた。(そして私はシネスケの踏み絵を踏んじゃった)
退屈うんぬんより“生”と“死”の描き方がしっくり来なかった。
そして何より難しかった。
子供が死を受け入れるのは、自然な形での別れ(病死などでキチンと御葬式あげて)やアリ踏みやアマ蛙吊しの積み重ね。(←今では本当にゾッとするが、小さい頃は全員平気な顔でやっていた!オオ恐っ!)
「死ぬってどんな事?」と自問自答していたアナが、あんな形で死を知ってしまった。消化しきれないのは当然だ。
もはや“生きる屍”の様になったアナに医者が 「一番大事なのはアナが“生きている”という事だ」と言った。
今は生きる屍の様で、周りが暗闇に包まれようとも 生きていれば絶対に光は見つかるのだから…
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