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[コメント] キリング・フィールド(1984/英=米)
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★2ホント臭くてウソ臭くて、美談臭くて身勝手臭くて。観ていて嫌になっちゃう理由はいくつも見つかるのに、観るのを止めなかったのは、ハイン・S・ニョールの迫真と、きっとこんなもんじゃないアメリカとベトナムとポルポトの悪業のおかげ。 (動物園のクマ)[投票(1)]
★3彼のようなルポライターは死ぬかもしれんヤバい場所に行って記事を書くことに価値があるので、あんまり高潔な精神性まで求めてもなあ、という気がする。 [review] (ペンクロフ)[投票]
★5本作の骸骨の山には、ブニュエル『黄金時代』がこんな形で再現されたのだという映画史上の残酷がある。震え上がらずにいられない。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4「怪獣映画は戦争映画の変形である」といわれて久しいが、それならば逆に戦争映画の中に怪獣映画の魅力を発見することも可能であるはずだ。戦場を駆け回るジャーナリスト、破壊し尽された街、飛び交うヘリコプター、溢れ返る避難民、血まみれの病院……この映画(特に前半)には怪獣映画に求められる画を多く見いだせる。私にとって本作は最高の怪獣映画の一つだ。 [review] (Sigenoriyuki)[投票]
★3過剰な感情を排除し状況描写に徹することで、力強さと説得力が画面に溢れている。プノンペン脱出の騒乱やプラン( ハイン・S・ニョール)の彷徨など鬼気迫るものがある。なのに、ただの友情美談に納まって(そう見えて)しまうのは加害の意識が足りていない証拠。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3テンポが良くて最後まで一気に観ることができるが、フォトジェニックな画面作りに色気を出しすぎていて所々興ざめ。ラストの「イマジン」なんてあまりに安易であざとい。ハイン・S・ニョールの熱演が勿体ない。 (赤い戦車)[投票]
★4ボーと観てたら強烈なシーンでやたらと攻めてくる。油断できない映画だ。80/100 (たろ)[投票]
★5殺されないためにすること、殺されてもいいからすること。こんな選択を迫られる人々がまだ世界にはたくさんいるということを再認識するためにも是非観るべき。 (NOM)[投票]
★3ファーストカットは水牛に乗った少年のカット。オフで飛行機の音。なんだこのフォトジェニックな画面は。この冒頭はドキュメンタリータッチに見せかけた嘘っぱち映画だという宣言か。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★5そもそもジョフェ監督はドキュメンタリー出身だそうで、歴史を精緻に描く手法が上手く活きてます。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4その時カンボジアで何が起こっていたのか・・・・・。貴重な映像作品です。 (TM(H19.1加入))[投票]
★4私が知らないだけかもしれませんが、何故アジアからこういう映画が出てこないのかなあと思ってしまいます。 (カレルレン)[投票]
★5何の予習もせずに見たけど、これが実話であり、カンボジアの通訳役の人は俳優として素人だということに驚きました。 [review] (たーー)[投票]
★4偏りの無い知識が必要な理由がわかる [review] (hideaki)[投票]
★3ラストの曲が「アルハンブラの思い出」だと気がつくまでに数日かかるほど凄いアレンジ (TOMIMORI)[投票]
★3これは採点すべき映画ではないですね。 [review] (makoto7774)[投票(3)]
★3ハイン・S・ニョール渾身の熱演に比べ、サム・ウォーターストンの演技の大味なこと。ここにもっと良い俳優を配していれば、映画全体の印象がまったく違っていたろうに。 [review] (緑雨)[投票(5)]
★4ジャーナリズムが、いかに人間の下司な根性で成り立つ商売かがよく分かる。それでも少しは役に立つから、存在を許されるんだろう。 [review] (G31)[投票(4)]
★2英国人も米国人もおめでたいっつーかなんっつーか。あれで贖罪されたとでも? (もがみがわ)[投票(1)]
★3シューティング・ベストに無精髭のジョン・マルコヴィッチは、紋切り型の戦場カメラマンのイメージ。パスポート用写真を工夫して撮るあたりは面白い。 ()[投票]
★4結局、得をするのは白人かい!!それにしても映画の中に登場する、「赤いクメール」の子供たちの怖いこと!!彼らはどんな大人に成長したのだろう? (AONI)[投票]
★5エンディングの曲と映画がこれほどまでマッチした作品は少ないと思う。エンディング曲が「添え物」じゃなくなってる。単純な私は、ラストに流れる「イマジン」聞きながら本気で世界平和を願いました。 (ガッツ大魔王)[投票(1)]
★4ハイン・S・ニョールの演技のリアルさもさることながら、出てくる兵士のコワイコト。ホント普通に引き金引きそうで(しかも予測不能なタイミングで)それがコワイ。 (nob)[投票(1)]
★4物凄く見ごたえのある作品なのだが・・・切迫した状況下での友情を描いてはいるが、どうもアメリカ人の自己弁護的な趣があるように見える。 (ダリア)[投票]
★5白人社会の介入により複雑化した戦争、ジャーナリストに振り回されたプラン。有色人種は召使であり、その国は植民地という意識がきっちり見える。 (ぴよっちょ)[投票]
★4ハイン・S・ニョールの迫真の演技は、カンボジアでの彼自身の地獄を生き抜いた壮絶な体験があったからこそと思うと複雑な気持ちになる。ポル=ポト派の政策、残忍さ、狂気は、人間というものの恐ろしさと愚かさだ。 [review] (m)[投票(1)]
★5映画の皮を被ったドキュメンタリー。作劇文法や映画文法をすっ飛ばしてまでも、題材を客観的に切り取ろうとする作り手の執念と、それをラストの明確なメッセージに昇華させようとする熱意は素晴らしい。ドキュメンタリーとして非常に誠実な作り、でもこのやり方でこの後、映画を作り続けるのはまずいっしょ監督。 (Kavalier)[投票(2)]
★5死と隣り合わせの生活の中でも、きらめきのある瞬間は存在するのですね。 [review] (つな)[投票(3)]
★5最後のセリフと、その上でかぶるイマジンが感動。人種が違ったって友情が芽生える。戦争なんて醜いだけの行為。誰を見ても同じ「人」ということを忘れてはいけないのだと感じた。 (ゆう)[投票]
★3「ブランは、家族よりシドニーの方が大事」のような描き方に疑問。さんざんカンボジアの家族の悲惨な姿を見せておいて・・・。だからラストも思ったより感動しない。 (クワドラAS)[投票]
★5リアルタイムで観て以来再度観てはいないのだが、その恐怖と感動はいまだに残っている。初めてラストの音楽が邪魔だと思った作品。それ位映像に力があった。 (ごう)[投票(1)]
★4誰もが望む"平和"。戦争と異人種間の友情を通して、世の中が"平和"だったらどんなに素晴らしいかを伝える映画だ。 [review] (Keita)[投票(1)]
★4 劇場公開時この映画を彼女(今のカミさん)と見に行った俺は嫌われた。と言うことで-1ポイント。決して彼女と見ないで下さい。  この手の映画久しく見てないなぁ。娯楽もいいけどこういうのもたまには見たい。 [review] (ガンジー)[投票(3)]
★4映画を見ていてひさしぶりに寒気がした。。 (JPS)[投票]
★2比較論をぶったところでシャンバーグの独善的体質は変らない。ルポルタージュの重要性は認めるものの、「友情の感動大作」みたいな扱いは明らかにこの作品には不似合いだ。結局アジア人を「救ってやっている」という態度は覆い尽くせない。 (水那岐)[投票(4)]
★4ポル・ポト派入城直前の切迫感は筆舌に尽くしがたい。ラストのイマジンはちょっと狙いすぎ。以下、クソまじめなレビュー。 [review] (prick)[投票(3)]
★4ドキュメント風に撮りすぎたせいか、映画的な見せ場にやや欠ける部分がある。しかし、それでもラストは感動できる。 (FreeSize)[投票(1)]
★4この映画のエキストラは「映画のエキストラ」なのか?殺す人間、殺される人間の表情。絶句。 [review] (ろびんますく)[投票(5)]
★5高校の頃に観て、偉くカンドーした。長じて実際にカンボジアを訪れて、西洋人のご都合主義的なヒューマニズムの実態も知ることができた。そんなこんなで貴重な一本でした。 (これで最後)[投票]
★5ダイレクトに戦争批判している勇気を評価したい。 [review] (chokobo)[投票(4)]
★4ちょっとやそっとの感動作では泣かない私ですが,これには泣いた覚えがあります.しかしそれもだいぶ前なので,いま再びじっくり見る必要があるようですね.とりあえず当時の印象で採点. (じぇる)[投票]
★4優れた戦争批判映画。唯一の難はラストのジョン・レノン。この映画を総括するような歌詞のため、マッチはするのだが、メッセージあまりにストレートすぎてしらけてしまうのだ。何も語らず、様々な思いは観客に委ね、ただマイク・オールドフィールドの音楽で終わらせてほしかった。 (tkcrows)[投票(1)]
★4静かに、しかしドラマチックに映画の最後を飾ったマイク・オールドフィールドの「アルハンブラの思い出」が、印象深い。 (ひでぼう)[投票]
★5ハイン・S・ニョールにはアカデミー助演賞ではなくて主演賞を与えるべきだった。 挿入歌「イマジン」を歌ったジョン・レノンと同様に、ニョールも射殺という悲劇的死を 迎えたのも何かの因果か。 [review] (フランコ)[投票(1)]
★3とても良い映画ではあるけれど、栄誉をさしのべられるよりも沈黙の友情を選びたい。 (tacsas)[投票]
★4表現のしかたはどうあれ、事実あった話。今のカンボジアの本当の姿はどうなのか何故か気になります。 (大魔人)[投票]
★5この映画を観なければ「ポル・ポト政権(クメール・ルージュ)」のコトなど知らなかったに違いない。 [review] (新町 華終)[投票(1)]
★4いつ命を落とすかわからない殺りくの地。だが、カンボジアに対してこのような映画を作ったアメリカが、ベトナムを『キリング・フィールド』に変えてしまった張本人だということも忘れてはならない。 (木魚のおと)[投票(1)]
★2カンボジア地雷撤去のNGO活動とかにどっぷり参加してるような女の子と一緒に観れば楽しかったのかもしれぬと思いつつビデオ早送りの刑にてすまぬ。かつシネスケコメンテータ諸氏の評点の高さに今さらながらおろおろ。 (skmt)[投票(1)]
★5これを良い映画と言わねばならない現実があった。そして、今も続いているということを考えると、つらい。 [review] (Walden)[投票(1)]