トラクターで走るシーン、ドライバー視点から風景を移したりしつつもトラクターの速度を魅せる演出、しびれた。最後の兄との会話もそうだけど、全体的に必要最小限の会話が想像をかき立てて、心理描写がたまらなく上手い。傑作です。 そして自分の人生の速度を顧みる。もうちょっと風景を見つつ、空気を感じつつ、そんなスピードで進んでみようかと思わされた。